和の惣菜「きんぴら」の語源

2015/06/19

皆さんこんにちわ!

 

金平ごぼうの「きんぴら」って何?

総菜の力、今回は「きんぴら」。今回は、食材の効用や栄養素のお話ではないですが、名前の由来がとっても面白いのでご紹介します。

 

よく耳にする「きんぴら」では、やっぱりきんぴらごぼうが有名ですが、きんぴらは、「金平」と書きます。由来は、江戸時代から語り継がれてきた、皆さんご存知の「金太郎」という昔話。金太郎の本名が坂田金時といいまして、その金時の息子が「坂田金平」なんです。この金平がお父さん以上に強く勇ましい武勇談として「金平浄瑠璃」(←僕は知らなかったですが…)という物語にもなっているようです。

きんぴら

ごぼうの歯ごたえや精がつくところ、唐辛子の辛さが、金平の「強さ」に通じるということで、金平ごぼうという名前になったようです。また、長じて同じ作り方をするものを「○○金平」というようになりましたとさ。

 

 

アクが強い食材にぴったりの調理法

僕の意見は、ごぼうやレンコン、人参など、金平にする料理はアクの強いものが多いですね。ですので、さっと甘辛く味付けすることによってアクの悪さを消して、素材の味を引き立てる料理法だと思っています。普段当たり前に耳にしている料理の名前もルーツを知ってみると面白いですねぇ。では、またご機嫌よう~!
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執筆者

八景料理長

久和 紘士さん

1978年生まれ。 神戸で幾つかの飲食店を経験後、岡山湯原温泉 八景で本格的に日本食を学ぶ。 地産地消、薫り高い出汁のとり方、煮物、会席など日本の心の料理を学び、ハワイに。 2006年「Japanese restaurant Hakkei 」の料理長に。現在に至る。