昔の日本人の超人的な体力の秘訣とは!

2017/08/17

昔の日本人と現代の日本人

現代のように車やバイクがない昔の日本は、徒歩や駕籠(かご)が主な移動手段でした。

馬車や人力車などは明治時代までなかったので、それ以前の位が高い人がタクシーのように使ったのは駕籠です。駕籠の担ぎ手は一日に何十キロも人が入った籠を担いで運び、この中でも早い早駕籠(はやかご)などは江戸から赤穂までの620キロを4日半で移動しました。

飛脚は一日100キロ以上も走るのは当たり前で、最高ランクの飛脚は、江戸と大阪間570キロをわずか2日間で往復しました。

田んぼの畦道で米俵を担ぐ男女を写した多くの写真が現代にも残されていますが、昔の人は成人であれば誰でも男女問わず、一俵60キロもある俵を担いで運ぶほど力がありました。

明治時代では、特に入出庫は女性の仕事とされており、蔵から船までは女丁持(おんなちょうもち)と呼ばれる女性が米俵を運んでいて、中には米俵を5個も持ち上げる女性もいたほどです。(写真参照)

 

 

 

 

現代人は男性でも俵一俵持てない人が多いので、昔の日本人との身体能力の差は歴然です。

昔の人が超人的な力を持っていた理由は、昔ながらの強い精神力、欧米化されていない質素な食事、そして一番には、靴がなかったという点です。

戦国時代以前の庶民は裸足が多く、江戸時代の初期は革製の足袋をひもで縛って使用していました。江戸時代の人々は草鞋(わらじ)や草履や下駄を履いており、冬場の寒い時は足駄という歯が高い下駄がメインだったようです。

小氷河期と言われている江戸時の冬も人々は、素足に近い履物で過ごしたのですが、冷え性で悩む現代人には考えられないことだと思います。江戸時代の後期には木綿の足袋が定番で、明治時代後半になると地下足袋が使われるようになりました。

 

 

裸足や草鞋、下駄や地下足袋など、どれを取っても現代の靴とは違い、靴底及び踵(かかと)に衝撃吸収機能を持ちません。なので歩行が自然に体全体でショックを吸収する歩行法になり体が鍛えられます。

一方、現代の靴では、靴底全面、特にかかとに過剰な衝撃緩和クッションがあるのでどうしても踵から着地する歩行になってしまい人間本来の身体動作が狂ってしまうのです。

 

 

昔と現代の違いは足裏感覚?

裸足や草鞋、足袋などのクッションがない状態で歩行していたということは、昔の人は、能動筋力に加えて受動筋力や静止筋力の機能をフルに活用し、腸腰筋をはじめとするインナーマッスルを駆使して体内のバネを活かす動作をしていたということです。これが彼らの超人的な身体能力の構造的な裏付けです。

そしてもう一つの大きな要素は、昔の人は大地と繋がっていたことにあります。人間は大地の地電気を足からアース(接地)して体内に取り入れている状態を保つことが大切ですが、現代人の靴はゴム底で電気を絶縁するのでこれが阻まれています。

 

 

昔の人は、ゴム底の履物がなかったので、地球の地電気を絶縁せずに常に体に取り込んでいたわけです。

日本では1950年代ごろから合成ゴムが導入され地下足袋や西洋靴の底に使われだしました。西洋靴により歩き方が変化し身体の機能が変わり、その上に靴底に使った絶縁体の合成ゴムで電気を通さないので、この頃から大勢の人が地中の電気をとり込めなくなったと言えます。

五俵を担いでいる写真の女性が、合成ゴムの地下足袋を履いても果たして同じ力が出るのかはさておき、皆さんも裸足や下駄、地下足袋を見直してみてください。

大地のエネルギーと繋がることで、即冷えは改善され、体の底から力が湧いてくることを実感できるはずです。

 

 

ジュジュベ・クリニックでは、病気や不調は現われた“症状”であり、病気の“本体”やその“原因”ではありません。自律神経のアンバランスや血液の質の低下がさまざまな病気の“本体”です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの5つの根本原因という生活習慣の誤りです。この5つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。