意識次第でカラダは病気にもなり健康にもなるものです

2018/02/20

 

意識と身体をつなげる自律神経という「経路」

現代人に「病は気から」などというと、それは古い根性論であり非科学的だと一蹴されてしまいます。況してや今は、唯物主義の人に対して病弱さを気のたるみの証だなどと言おうものなら、人権侵害や差別だとすら言われかねない空気感が漂う世の中でさえあります。この背景には、二分法思想にあふれた現代型の教育はもちろんのこと、人々に意識と身体は別のものであるように刷り込んでしまう、医療体型の影響などがあると思います。

 

東洋医学やその他の自然医学は、昔から意識と身体を一つと考えてきました。この一元論の観念は、意識や霊魂、宇宙エネルギーなどの目に見えないものを高次元の世界つまり、形而上の領域とし、この領域があって初めて目に見える形而下の現象界の現実が成り立つとする定義です。医学的には肉体も霊魂や意識そして全宇宙と一体とし、これを生気論とも言います。

しかし人類の科学が目に見える現実のみを追求したことで、目に見えず観測不可能な高次元の世界や形而上の世界はまやかしであるということになり、形而上の世界は宗教の分野とされることになりました。結果、非現実的な形而上の領域は精神世界として宗教に任せて、観測可能で現実的な形而下の世界だけをみる科学が進んだのです。現代医学でも同じように形而上の領域は無視する機械論という観念が当たり前になりました。その延長線で医学は、人の体を細かく分野別に分けてみるようになり、結果、いつしか精神と体も切り離して考え、意識と体は別のものとする時代が始まりました。

 

しかし、人の意識と肉体は切っても切れません。人は怖いと思ったときに心臓の鼓動は高まりアドレナリンは分泌し、空腹時に食べ物のことを思い浮かべると唾液が分泌し消化器も活動するというように、意識や思考の状態が体に現れます。このことで歴史を通して色々な哲学論争が行われてきました。

最近になって、医学では脳と身体を繋げる自律神経という「経路」を通して、意識や思考が体に直結しているということになり、意識と体のつながりを肯定しています。一度は切り離されたものが戻るのには、長い道のりでしたが、ここ最近医学の考え方も意識と体を融合させた考えに変わってきたのは良いことだと思います。

 

ストレスや日々のマイナス思考も自律神経を通して病気になって現れます。例えばストレスで交感神経が緊張することで分泌するアドレナリンというホルモンは、身体を病気にさせる猛毒物質です。また、心の底に心配ごとがあることで交感神経を刺激した状態で胃腸の機能を止めてしまったら、体は栄養を効果的に消化吸収できません。この状況が長引けば様々な慢性疾患の原因になるのは目に見えています。また、感情により数々の内分泌系を制御してしまったり過剰に分泌させたり変化します。体は意識によって病気にもなり健康にもなるのです。

意識と身体を繋げる自律神経という「経路」によって、マイナス意識は病となって現れ、良い意識は健康として現れるので、一番深い病気の原因は意識であるということが分かると思います。

体は意識によって病気にもなり健康にもなるのです。

 

 

意識と身体をつなげる自律神経以外の経路「情報波」

しかし、さらに考察するべきことは、意識と体を繋げる「経路」は、単に自律神経系という物質的なものだけに留まらないということです。その「経路」は実はもっと体の奥深くに濃密に溶け込んだ、意識と肉体を非物質的に繋げる状態のことです。これは情報波と言い、身体中の47兆の全細胞の分子を作る全ての量子の間の真空にあります。これは神経系のように目に見える管の様なものではなく、体内の細胞の一つ一つの奥深くに存在する情報源の信号のようなものです。ここで遺伝子を思い浮かべる人もいると思いますが、量子の世界は遺伝子よりもさらに小さく、遺伝子自体も情報波によって作られているので、この意味では情報波は遺伝子にも溶け込んでいます。しかし情報波は身体中の分子を作る原子核と電子の間にあるので、実質的に無数にあるものです。このことから、遺伝子以外の周りも包括する全体にあり、意識と直結しているという意味で遺伝子を超える未知の影響力を持つものです。そもそもこの情報波なしでは遺伝子の形自体も成り立ちません。何故なら、遺伝子のタンパク質の配列自体を取り決める情報の源がなければ、存在自体が不可能だからです。

 

自律神経や遺伝子までは医学で説明できますが、遺伝子のタンパク質内の分子自体をそこに動かし固定させる情報の元になる指示はどこから来るのかということを突き止めようとすると、その範囲から出る必要があります。ここにきてバイオインフォマティクス(生命情報科学)という生物学の分野になり、さらに情報の出所を突き止めるなら、物質の最小単位である量子レベルまでを考慮する必要があります。さらに量子の間にある真空という「何もない状態」の領域は高次元に直結していて、その狭間から全てを形成する情報源が来ていることなどは量子物理学という最先端科学で研究されています。高次元というと形而上の領域なので、目に見える現象のみを信じる機械論の科学の範囲を超えることから、形而上を含めて研究する量子物理学の最先端科学は生気論に原点回帰しつつあると言えます。

 

 

 

健康への第一歩は意識改革から

世界的最大級の学術団体であり科学雑誌「サイエンス」の発行元であるアメリカ科学振興協会(AAAS)の特別研究員であり、スタンフォード大学の物理学名誉教授のウィリアム・ティラー博士(William A Tiller PHD)は、目に見えるこちら側の世界を正の領域とし、目に見えないあちら側の高次元の世界を負の領域とし宇宙意識や霊魂などの世界としています。そして同博士はこちら側にある全てのものはその高次元から供給される情報波で成り立っていることを突き止めました。さらに人体の意識は、その高次元に存在するということが分かり、高次元および負の領域は私たちの意識(consciousness)と同元と定義されているのです。

 

少し驚くような話ではありますが、つまり私たちの意識は、高次元の世界と共にあるということです。さらに、意識は我々の細胞の中の全ての原子間にある高次元への経路を通して肉体と直結しているので、思考が情報波を通して体に表現されるのです。意識と体は自律神経系を通してはもちろんのこと、身体中に無数にある量子の狭間から繋がっています。「病は気から」は迷信である代わりに、実は「現象」であるということが、世界でトップの科学者たちによる最先端科学の定義であることから、自分はいつ病気になるかと日々心配することは、愚かなことであることがわかると思います。

まずは、自分の体を健康にするか病気にするかは、全て自分の意識次第ということを認識することから始めて、最善を常に意識することです。そしてご自分の体のことに加えて、世界平和も皆が念じることで、意外に早く平和な世が訪れるかもしれません。今までのオーソドックスな科学や二分法論の教育による常識で、唯物論に偏ってしまっていたと感じる方も、ぜひ今年は健康と平和を念じてみてください。意識をこう切り替えるだけでさらに豊かな人生が訪れ、平和な地球も実現されたら素晴らしいことです。

 

 

 

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ジュジュベ・クリニックでは、病気や不調は現われた“症状”であり、病気の“本体”やその“原因”ではありません。自律神経のアンバランスや血液の質の低下がさまざまな病気の“本体”です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの5つの根本原因という生活習慣の誤りです。この5つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。