けが、病気をしたときの心得

病気になった時は、まずファミリー・ドクターに連絡し、予約 (Appointment) をとる。医師が一日の内に診療する患者の数は、限られている場合が多い。したがって電話したその日の内に予約がとれることはめったにない。健康診断などは、場合によっては1〜2週間も待たされることがある。軽い病気の場合は、このようにしてファミリー・ドクターを利用すればよいし、特種な病気の場合は、ファミリー・ドクターが病院もしくは専門医を紹介してくれる。 患者が唸っているのに予約が2日先では、はなしにならない。このような時に利用するのが Emergency Room である。

 

これは、日本の救急病院にあたり、たいていの病院には、この Emergency Room がある。ファミリー・ドクターに連絡し事情を説明すれば、近くの Emergency Room を紹介してくれる。日本の救急病院と違い、気軽に利用できるようになっている。 患者の状態が悪く自分たちで病院まで運び込むことができない時は、ただちに電話の911番を回して救急車を呼ぶ。大切なのは、あわててこちらのほうから切らずに、先方に全部理解させた上で向こうから会話を終わらせるようにすることだろう。米国には公共と民営の救急車があり、そのいずれも有料であるが、保険が適用される場合が多い。

 

非常時、救急時に備え、必要な情報を英文で作成したカードを持っておくといざという時あわてないですむ。英語に自信がなくてもそのカードを医師もしくは救急隊員に見せれば必要な処置を取ってもらえる。 そのほか予約のとりかたや、救急車の呼びかたなど、いざという時に使う英語例文も書き込んでおいたほうがよい。 その他、和英・英和辞典、持病のある人は英文の診断書、幼児の場合は母子手帳などを準備しておくと、たいへん便利である。