グリーンカードの更新と帰化申請について

2016/01/04

アメリカ帰化移民局(USCIS)は、永住権(グリーンカード)の残りの有効期限が6ヶ月以下である場合、帰化申請(フォームN-400)を行う前にグリーンカードの更新をする必要があるとしています。そして帰化申請をする際には、新しいグリーンカードのコピーを一緒に提出します。

 

 

グリーンカードの紛失

有効なグリーンカードを紛失してしまった場合、フォーム I-90 を提出し、グリーンカードを再発行するための手続きを取ってください。帰化申請を行う前までに新しいカードが発行されていなくても問題ありませんが、フォーム I-90 の受領通知(I-797)を受け取るまでは、N-400 の申請は待つべきです。 

 

フォーム I-90 を USCIS へ提出した後に、受領番号や面接および指紋採取に関する詳細の通知を受け取ることになります。 I-90 の受領通知(Receipt notice)を受け取ったらすぐに帰化申請(N-400)を進めることができます。N-400 を申請する際には、 I-90 の受領通知のコピーも一緒に提出します。

 

その後、 USCIS よりフォーム I-797 の受領通知が発行されます。申請書許可通知(Notice of Action)が届いた後でInfo Pass を使用して、お住まいの近くの USCIS のオフィスとの面会予約を取ってください。そこでパスポートに I-551 のスタンプを押してもらいます。Info Pass のウェブサイトはこちら

 

この I-551 のスタンプは、あなたがアメリカの永住者であることの一時的な証拠として機能します。更に、I-551 は実際のグリーンカードと同じように、雇用、旅行、またはステータスの証拠として使用することが可能です。このスタンプは1年間有効です。

 

 

グリーンカードは出国前に更新しましょう

グリーンカードの有効期限が切れそうな場合は、アメリカ国外へ旅行をする前までに、可能な限り新しいグリーンカードの申請を行いましょう。海外旅行をして、有効期限が切れたグリーンカードでアメリカへ再入国をしようとすると、入国検査で問題になったり遅れが生じることがあります。ですのでグリーンカードが切れる場合は、フォーム I-90 を申請するまでアメリカ国外へ出国しないことをお勧めします。

 

 

※このコラムはクライアントからの質問を一般的に書き換えたものです。読者のお役に立てればと思いますが、あくまでも一般的なケースであって法的なアドバイスが必要な方は専門家にご相談ください。

 

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執筆者

アイナ法律事務所

ミチコ・ノーウィッキ 弁護士

米国移民法、帰化法を専門とし、米国へ移住を希望される家族を始め、個人並びに企業なども対象とし、あらゆる移民法に関するお手伝いをしています。 学歴 ハワイ大学法律学校(JD, University of Hawaii William S. Richardson School of Law) マーケティングと経営学の学士を同時取得 (BA、 University of Hawaii at Manoa) 弁護士ライセンス Hawaii Supreme Court U.S. District Court, District of Hawaii U.S. Court of Appeals, Ninth Circuit 弁護士協会 American Immigration Lawyers Association (AILA-Hawaii Chapter), 全米移民弁護士協会 American Bar Association (ABA) (全米弁護士協会)、 Hawaii State Bar Association (HSBA) (ハワイ州弁護士協会)。