どのウイルスでも重要なのは「自然免疫」を上げること!

2020/04/03

 

 

自然免疫と獲得免疫

新型コロナウイルスのパンデミックにより、専門的な情報もが混乱している中、まず確かなことは免疫機能をあげておくことが重要であるという点です。

 

体の免疫には、自然免疫(しぜん免疫)と獲得免疫(かくとく免疫)があります。自然免疫は、先天性免疫や基本免疫とも呼ばれ、私たちがはじめから持っている体を守る作用で、ウイルスや菌から身を守ってくれます。

獲得免疫は、後天性免疫や適応免疫などとも言われ、今まで経験したことがないウイルスや菌と戦うために相手のことを学んで記憶した上で機能する免疫です。獲得免疫ができると次に同じ菌やウイルスに出会ったときにすぐに改善できるとされています。

 

新型コロナウイルスは新型であることから、体の免疫からすると未知の敵であるとみて、多くの免疫学の専門家はこれに対して獲得免疫こそが大切と考えるのです。このことから国を挙げて獲得免疫の研究が行われ、ワクチンや抗体の開発に躍起になります。この結果として、もう一方の自然免疫のことを忘れがちになります。

 

しかし、免疫学の第一人者である、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之教授は、新型コロナウイルスの現状では、自然免疫の作用が功を成している点を指摘しています。現在国々の対策でウイルスを封じ込めて、なるべく拡散を抑える方法が良かったことで中国でも感染者が激減しているとは言えど、集団免疫を考えるときに専門家が獲得免疫ばかりに頼ろうとすることを懸念されています。

 

なぜなら、自然免疫にもなんらかの「記憶」があり、獲得免疫に頼らなくても自力だけで、ウイルスを追い出してしまう人々がいてもおかしくないという訳です。中国の感染激減の現状(2020年3月末の時点)を見ても自然免疫が働いたことに他なりません。実際に中国・武漢の人口とその感染者数を見ると、ワクチンもない状態で、どう多く誇張しても10人中9人には感染しなかったことになります。しかし、これはウイルスに全く触れなかったとは考え難く、逆にかなりの人々が何らかの抵抗力(自然免疫)をすでに持っていたと考える方が妥当だそうです。

 

自然免疫を上げるには

当クリニックでも自然免疫を上げることをお勧めしています。生物始まって以来ウイルスは存在しているので、人類にはこれとうまく付き合うために自然免疫を上げるための昔からの知恵があります。それは、日頃から食べ物や自然薬を使うことによる自然免疫を高めるための暮らしの知恵で、ニンニクやショウガを使用する方法などが知られています。

 

また各国で生薬やその他の自然薬も使用されてきたことで、人類はウイルスの猛威を乗り切ってきたのです。ヨーロッパではホメオパシー薬が使われると同じように、東洋医学にもウイルスによる症状を緩和する漢方薬はたくさんあり、「清肺排毒湯」という漢方薬は、現在の中国におけるコロナウイルスの治療にも大活躍しています。

これらの伝統医学の方法は全て自然免疫機能を促進するものです。しかし、獲得免疫に重点をおく研究者からは価値がない話になってしまうので、これらの方法は、現代社会では非医学的な情報であることになってしまいがちです。なのでこの有効性に関してもメディアではあまり報じられず、ワクチンなしで獲得免疫がなくても、自然免疫で切り抜けている現状も多くの人が知らないのだと思われます。

 

例えば3月ごろには、お茶を多く飲むことでコロナウイルスが改善するという情報がネット上で駆け巡りました。その記事では、茶の中に含まれるメチルキサンチン(Methylxanthines)、テオブロミン(Theobromine)、テオフィリン(Theophylline)が、ウイルス性の肺炎に効果があるとして拡散されたのです。お茶に含まれるこれら3つの化学成分は、肺の薬理学で認められている成分であり、メチルキサンチンは、気管支用の医薬品にもなっているものです。

 

しかし、現在突拍子もない新薬から人工ウィルス説、生物兵器説まで偽りか真実かわからない情報にあふれている中で、このお茶による改善情報が緊急ニュースとしてCNNで放映されたというデマ情報と一緒に流れたということもあり、世間はこれを全くの根拠がない偽りの話ということにしてしまいました。世界中の専門家が、二十四時間体制でウイルスを撃退すべく獲得免疫をつける方法を模索している最中に、お茶で症状が良くなるなどあり得ない話であると一蹴したのです。

 

お茶を飲むことで治るというような誇大広告を否定するのは仕方ないにしても、その科学的な薬理効果までもが完全否定されることではないはずです。なので自然免疫の未知なる力で新しいウイルスへの免疫を整えつつ、その間の補助として様々な自然の薬理作用を活かしていくという自然体の発想が大切なことではないでしょうか。

 

ワクチンの完成を待つのではなく、まず生活習慣の改善でウィルスに勝つ体を作ろう

 

ワクチンや新薬等による獲得免疫の研究には脚光があたり、自然免疫が脇役に落ち着いてしまう状況の中で、やはり自分の体を守るのは自分しかいません。医療機関だけに頼らずに、自分でコツコツと自然免疫をつけることが最良であると思われます。

 

ウイルスの侵入経路として喉や気管支以前に、口内の上皮細胞からの侵入も懸念されていますので、塩水を使って毎朝うがいをしましょう。家に帰ってきた時も手を洗います。

様々な生活習慣を見直して、真実性が強い民間療法の知恵は取り入れるべきです。当クリニックでは、自然免疫の促進のため、前途のお茶などはもちろんのこと、例えば蜂の巣の中にあるプロポリスなどは抗ウイルスと抗菌作用がありますので、朝一番で口内に含ませておくこともお勧めしています。また、ペパーミントなどの抗ウイルス効果が知られてるエッセンシャルオイルを一日数回鼻で吸い込み、上咽頭部分と気管支に達するように深く呼吸するのも良いでしょう。

 

自然免疫を上げるには、やはり正しい食事を摂ることです。体力をつけるために肉食やタンパク質を多く摂ると、血液が汚れ体が酸化するのでかえって逆効果になる可能性があります。RNAウイルスは体の細胞の細胞質を材料にして作られるので、誤った食事で細胞を病的にすることは避けて、自分の細胞を健康に保つことこそがウイルスを活発化させないことです。なので血液をきれいに保つ食事を心がけてください。

 

またストレスはウイルスを活発にすることはよく知られているので、毎日心地よい気持ちで過ごしてください。そして自然免疫を高めるには早寝早起きを心がけてください。

 

加えてとても大切なのはアーシングをしっかりと行うことです。裸足で庭に出て体を大地に接地することで、体内に溜まった静電気を排出し、同時に地中の自由電子を受け取ることで自然免疫が上がることは、当院からも医科学ジャーナルとして大手出版社から発表しています。また新型コロナでの臨床はまだないにしても、肺炎の患者さんがアーシングを行ったことで劇的な回復があった経験的症例も関連機関から報告されています。

 

 

新型コロナウイルスには、今の所空気感染はないと言ってもミクロの飛沫が問題になっており、一時間以上空中にさまようこともあると分かってきました。この感じですとウイルスが霧吹きの飛沫のようにすぐに下に落ちてしまうわけではなく、しばらく空気中を漂うので、さらに注意が必要になると思います。

よって人間の密集を避けて一定の距離を保ち、自分が飛沫を発生させないように、皆がマスクを着用するエチケットこそとても大切なことであると言えます。そして空間の風通しを良く保ち、エッセンシャルオイルを室内ディフューザーで噴霧させておくことをお勧めします。

 

もしも喉の具合が悪くなった時は、早めに民間医学の自然薬や漢方薬を使って治療し、不調や熱が続くようなら病院機関に相談することも大切です。

 

ウィルス発生の要因を認識し、未来の環境をよいものに

ところで、ウイルスの根本的な発生源として、人間による森林をはじめとする自然破壊、過密社会、肉食の広がりそして動物実験などが挙げられています。動物実験に使われるサルに潜伏しているウイルスがストレスにより再活性化しウイルスが発生することは多くの研究者も指摘するところです。獲得免疫のためのワクチン開発のために行われる大量な動物実験でウイルスが漏れ出る可能性は多大な脅威であると言えます。なのでリスクがある獲得免疫の研究に囚われすぎないようにし、リスクがない自然免疫の研究にも力を入れて行くべきです。

 

今回のウイルスで人類活動が大幅に規制されたことで環境が浄化されていることが証明されたように、残念ながら人類は温室効果ガスの元になる二酸化炭素を増やして地球温暖化などの自然災害をも作っているのです。土壌汚染に海洋汚染や空気汚染、そして放射能汚染もあります。新型コロナは生物兵器でないにしても、実際にこのような研究があること自体、人類文化の存在意義そのものに疑問が出てくる事柄です。

今回の大災害を皮切りに、我々の持つ文化の過ちを訂正し、本当に人々が健康になる自然免疫を促進する医学を持って、環境も改善する文化に生まれ変わることのきっかけになることを願います。

 

 

 

ドクター亀井の好評連載コラム一覧は>>>https://aloha.town.net/author/cimonekamei

 

 

病気や不調は現われた“症状”であり、病気の“本体”やその“原因”ではありません。自律神経のアンバランスや血液の質の低下がさまざまな病気の“本体”です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの5つの根本原因という生活習慣の誤りです。ジュジュベ・クリニックでは、この5つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。