この時代を生き抜くために

2020/08/27

パスツールとベルナールの免疫概念の違い

 

近年、人の体に備わっている免疫機能を上げることが注目を浴びています。多くの医学コラムや免疫力に関する話題において「細菌こそが病気の原因」とし、ワクチンを世界に浸透させたルイ・パスツールと、反対に「体内環境こそが健康を左右する」とし、ホメオスタシス観念の生みの親である生理学者のクロード・ベルナールとの違いが比べられます。

 

現代医学は、パスツールの理論によって急性の細菌感染の治療には成果をあげてでいるものの、糖尿病やがんなどの重病の治療は患者の健康と精神状態に依るところが大きいと認められて来たことも、パスツールとベルナールの対照的な理論が今尚取り上げられている理由の一つでしょう。

 

一説によるとパスツールが亡くなる直前に「ベルナールは正しかった。病原はたわいもなく、土壌(体の環境)が全てだ」と言ったともされています。その真相はさておき、人間の自然免疫に関心が高まっていることはとても大切なことです。そして、成人の大半が現代病とも言える様々な慢性病を患っており、それを克服することが最重要課題の一つであると言えるでしょう。

 

メディアのミスリードを理解する『陽性=感染』ではない

 

ただでさえ健康である事が難しい現代社会において、2020年の新型コロナウィルスはそれに追い打ちをかけるどころか、多くの人々の生活が脅かされています。私たちは仕事と安全の二者択一を迫られ、数字に一喜一憂する日々が続いています。しかしながら、私たちの健康は本当に自分たちでは守れないのでしょうか。メディアで発表されている内容は全て正しく、それに沿わない内容は全て間違っているのでしょうか。

 

一例をあげると、毎晩ニュースで報告される新型コロナウィルスによる死者数について考えてみましょう。4月16日に世界保健機構 (WHO) が発表したガイドラインは医療機関に対して「亡くなった患者が新型コロナの陽性結果あるいは、陽性の疑いがある場合は、その他の直接的な死因であっても新型コロナによる死亡として報告する様」に要請しており、それに基づき死亡数が世界中で統計されています。

 

WHO本文リンク↓
https://www.who.int/classifications/icd/Guidelines_Cause_of_Death_COVID-19.pdf

 


これを受けて、日本の厚生労働省も6月 18 日 に似た内容を全国の医療機関に通達しており、「新型コロナウイルスの陽性者であれば、入院中の死亡は厳密な死因を問わず、新型コロナウィルスによるものと報告する様」に指示しています。

 

厚生労働省の死亡認定指針↓

 

本文リンク↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

 


しかし、コロナウイルスの検査に使われているPCR技術の開発者であり、ノーベル賞受賞者でもあるキャリー・マリス博士が生前訴えていた様に、PCRテストはとても感度が高く、ウイルスが崩壊した後の遺伝子の断片も複製してしまうため、感染していなくても陽性と出る問題があります。

 

高精度のPCRテストを使っている以上、陽性・陰性の識別だけでなく、本来は陽性結果のCt値 (Cycle Threshold)に基づいて患者を識別する具体策が取られるべきであり、世界的にはそれが全く行われていないどころか、一部の学者を除いて議論すらされていません。つまり、「陽性=感染」ではない事をまず念頭に置く必要があるのです。この事を新型コロナウィルス死亡認定の指針と重ねた場合、懸念すべき点は、PCRテスト数と比例した正確な感染者と死者の数字が出るのかということです。

 

これを踏まえて、自然免疫機能を正常に保っておくことは重要です。西洋医学はワクチンによる獲得免疫ばかりを宣伝しますが、私たちには何百万年も培った自然免疫があります。先天性免疫とも呼ばれ、私たちが生まれた時から持っている体を守る作用で、新しいウイルスや菌からも身を守ってくれているのです。

 

私たちが心がけることとは

 

自然免疫を保つには、まず清潔で規則正しい生活を心がけ、正しい食事を摂ることです。感染したウイルスは体内の細胞質を材料にして作られるので、偏った食事で細胞を病的にすることは避けましょう。肉食などでタンパク質を摂り過ぎると、血液が汚れて体が酸化するので逆効果になる可能性があります。自分の細胞を健康に保つことこそがウイルスの活発化を防ぐので、血液をきれいにする食生活を心がけてください。

 

また、アーシングをしっかりと行うこともお勧めします。裸足で土や草を踏み体を大地と繋げることで、体内に溜まった静電気を排出し地中の自由電子を受け取ることで自然免疫が正常化されるのです。アーシングに関しては、当院からエルゼビア医科学ジャーナルでも発表しています。

 

また同時に太陽光(紫外線)を浴びてビタミンDと抗菌ペプチドを体内で作り出すこともとても大切です。適度の日光浴は肌の色にもよりますが、日焼けする半分の時間を目安とします。ウイルスを乗り越えるために自然免疫を活発にすることは、森下敬一博士やベルナールの考えに基づきます。

 

昨今のコロナ禍において、現状に対して受け身にならず、私たち一人一人が情報を取捨選択し、家族を守るために最善の策を講じるべきです。巷にはフェイクニュースや陰謀論も飛び交い、何を信じて良いのか見極めが難しくもあります。信憑性が高いとされるニュースや専門家の言葉をどの程度受け入れるか、それに対して自然免疫を主役とするか、全てがその個人にかかっているのです。

 

Shing02 とDr. Cimoneのリアルトークその2↓

 

25:45  PCRの穴
42:20  ビタミンD / 抗菌ペプチド
49:00  アーシング

 

 

 

ドクター亀井の好評連載コラム一覧は>>>https://aloha.town.net/author/cimonekamei

 

 

病気や不調は現われた“症状”であり、病気の“本体”やその“原因”ではありません。自律神経のアンバランスや血液の質の低下がさまざまな病気の“本体”です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの5つの根本原因という生活習慣の誤りです。ジュジュベ・クリニックでは、この5つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。