番外編:老眼があまりにひどくなったので、武田先生のもとに駆け込みました。

2018/07/28

 

このコラムでは、アイケアーインターナショナルの眼科医 武田先生が、目や目の病気に関するギモンにお答えしていきます!

 

今回は、最近老眼がひどくなってきてカメラの液晶画面が見づらくなって途方にくれている私に、救いの手を差し伸べてくれたました。どうせならという事で、今一つ理解できていないアメリカの眼科の仕組みやどのようにメガネ・コンタクトレンズを作ればいいのかをお聞きしてきました。

アメリカの眼科の仕組みは日本とは大きく異なっているようなので、そこの所も詳しく聞いてみたいと思います。

 

■まずはアメリカのビジョン・インシュアランスに関して深く掘り下げます!

 

武田先生、よろしくお願いします。

日本から移住してきて1年がたつのですが、最近特に老眼&夜になるとよく見えない状況になってきて、これはもうメガネをかけないと仕事にも支障か起こりそうな状態なんです。で、いわゆる遠近両用メガネを作ろうとメガネ屋さんに行ったら、「医者の処方がないと作れません!」と言われてしまいました。

日本だとコンタクトレンズは処方が必要ですが、メガネにも処方箋が必要なんで初めて聞いてビックリしてしまいました。日本だと普通にメガネ屋さんで視力を測って作ってくれるではないですか?どうしてアメリカは、それができないのですか?

 

アメリカの場合は、日本と違って普通の目の検査(メディカル)と視力の検査(ビジョン)の両方を保険で行うことができるのです。そしてその検査を行うには、一般検眼医の免許が必要なのです。

目の検査(メディカル)というのは、通常一年に一回定期健診を行い、目に関する病気にかかっていないかを検査します。内容は、瞳孔のチェックと眼球内の視神経を診て目に異常がないかを検査します。

もう一つの視力の検査(ビジョン)は、視力を調べて、近視なのか、乱視なのか、老眼があるのかを確認してメガネやコンタクトレンズの処方を行います。

何が日本と一番違うのかというと視力の検査(ビジョン)に関して、殆んどの保険は、眼鏡やコンタクトの購入代金を保険がカバーしてくれるのです。

 

 

 

えええ!本当ですか?ということはメガネもコンタクトも保険で無料で作れるのですか?

 

 

 

 

 

残念ながら答えはノーです。保険のプランによって負担額がいろいろですが、保険が一部負担してくれるのです。

例えば、勤務先の会社が最高クラスのプランに加入していれば、一年に一回の目の検査が少しの自己負担で行えたり、メガネのフレームもレンズも2年毎に一部負担してくれるとか、保険が行ってくれるのです。

 

 

なんかアメリカはメガネも医療器具という考え方のようですね。

 

 

 

 

 

 

その通りです。日本で生活しているとその考え方には、絶対にならないと思います。だって街のメガネ屋さんが視力検査してますからね。

 

 

 

 

コンタクトレンズは、目の中に入れるのものという事で処方箋がいると思ってました。

 

 

 

 

コンタクレンスを作るときは、視力の検査(ビジョン)以外にコンタクト用の検査を行います。

カーブ計測などのフィッティングというものを行います。この検査費用に関しても保険が一部負担してくれます。さらにコンタクトレンズの購入費用に関しても保険が一部負担してくれます。

 

 

 

 

 

なるほど、となると自分の加入している保険のプランをよく確認した方がいいですね。

 

 

 

そうなんです。アメリカの保険はとてもややこしいのでまずはご自身で確認ですね。もちろんこちらで調べる事もできます。保険でカバーされないものに関しては、ご自身の負担となります。当然、無保険での診察も行うことは可能です。全額自己負担になってしまいますけど・・・。旅行でハワイに来られて「メガネとコンタクトを日本に忘れて来たので作ってください!」という方もいらっしゃいます。

 

 

 

アメリカの病院は、アポイントが数週間先まで取れないとかよく聞きますけど、眼科もそうなんですか?

 

 

 

 

さすがに今日の今日は厳しいですけど、緊急事態に関しては出来る限り対応します。

 

 

 

 

 

それは、心強いですね。

 

 

 

 

 

それと、一番のポイントはここでメガネもコンタクトもお渡しできることですね。

処方箋だけもらって、次はどこへ?みたいな面倒はないのです。

 

 

 

だから病院なのにメガネの販売コーナーがあるのですね。

 

 

 

 

 

アメリカでは日本の国民保険と違って Preventive care(予防治療)を取り入れていて、目にために良いコンタクトレンズやメガネのレンズをきちんと眼科医のもとで作ってもらう方針なんです。そのためにメガネもコンタクトも保険が効くようになってますし、医院で作ることができるのです。

 

 

 

なるほど、そういう理由があって販売も行っているのですね。ドクターでありながら、メガネの商売も出来て羨ましい限りですね。

 

 

 

 

商売だなんて・・・・、ここだけの話ですけど儲けはほとんど保険会社が持っていきます。悲しいですが、ドクターは儲からない仕組みが作られているのです。

 

 

 

 

武田先生、非常にフランクというか、サバサバ系のご性格でとても話やすいです。なんかいろんな相談にも親身になって応えてくれそうです。もちろん100%日本語対応(電話応答・受付・診療)なので安心です。

 

次回は、なぜアメリカは1年に1回の定期健診を行うのかに深入りします!

乞うご期待

 

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ドクター武田はハワイで開業して23年になります。これまで様々な目の疾患の治療にあたってきましたが、ハワイの眼科の中でも最も多くのコンタクトレンズを揃えています。一度はコンタクトレンズをあきらめた方、是非新しいチャレンジをして見てください。コンタクトお試しもできますので、お気軽にご相談ください。また一番大事な「1年に1度の目の検査」も今すぐご予約ください。

 

※お問合せ・ご来院の際は「アロハタウンネットを見た」と忘れずにお伝えください。

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執筆者

アイケアー インターナショナル

武田裕子 医師

カリフォルニア州立大学卒業。1994年PCO卒業後、ニューメキシコインディアン居住区で医師チームの一員として活躍。1998年アイケアーインターナショナル創立。ハワイで日本語で診察のできる眼科医として23年の実績を持つ。またハワイで数少ない、コンタクトレンズのスペシャリスト。