番外編:老眼があまりにひどくなったので、武田先生のもとに駆け込みました。其の2

2018/11/08

 

このコラムでは、アイケアーインターナショナルの眼科医 武田先生が、目や目の病気に関するギモンにお答えしていきます!

 

今回は、最近老眼がひどくなってきてカメラの液晶画面が見づらくなって途方にくれている私に、救いの手を差し伸べてくれたました。どうせならという事で、今一つ理解できていないアメリカの眼科の仕組みやどのようにメガネ・コンタクトレンズを作ればいいのかをお聞きしてきました。

アメリカの眼科の仕組みは日本とは大きく異なっているようなので、そこの所も詳しく聞いてみたいと思います。その第二弾です。

 

第一弾は>>>こちら

 

●今回はアメリカではなぜ年に一回の定期健診を受ける制度があるのかに関して深く掘り下げます!

 

武田先生、第二回目もよろしくお願いします。

素朴な疑問ですが、アメリカでは眼の定期健診の制度がありますよね?日本では眼の異変がない限り眼科にはいかないのですが、どうしてこのような仕組みがあるのでしょうか?

 

 

人間の眼は1年に一回変化が起こると言われています。そして2年に一度程度の割合でその変化に気づくと言われています。

 

 

 

 

絶えず眼は変化しているのですね。

 

 

 

例えば、メガネをかけている人の場合だと自分が変化に気が付かないとメガネ屋さんに行かないですよね。そしてその時もし視力が落ちていたら、レンズの度数を変えて見えやすいメガネを作って終わりになります。

 

 

 

そうですね、視力が落ちたことにはガッカリしますが、よく見えるメガネが出来上がってまた普段の生活に戻ってしまいます。

 

 

 

アメリカでは、その眼の視力検査もドクターが行うことになっています。なぜがというと、視力の変化が他の要因でないかを検査するためです。視力の処方箋も当然作成しますし、例えば白内障の検査、緑内障の検査、視神経に異常がないかを調べます。そして病気によっては眼に症状がでるものがあるのでその確認も行います。糖尿病などがその病気の一つです。

 

 

 

 

その検査を定期的に行うことで、いろいろな病気を早期に発見できるのですね。

 

 

 

 

その通りです。アメリカは日本と比べて予防医学が発達しています。医療費の高騰で病気にもなれないのが現状です。なる前に未然に防ぐ意味も踏まえての定期健診なのです。それと自分が気が付ない症状を事前に発見できるのが最大のメリットです。この定期健診はアメリカでは保険で医療費が一部カバーされています。日本は眼科の定期健診は保険適用外です。

 

 

 

 

 

なるほど、日本人の感覚では、何か症状が出ない限り病院に行かないですね。それは保険制度の違いからなのですね。

 

 

 

アメリカの医療は日本に比べて大きく進んでいますが、保険制度は日本の方が国民思いの保険ですね。でもそれは病気になってからの話です。
アメリカの場合、この定期検査はヴィジョンという保険プランで行われます。もちろん保険に加入されていない人でも実費で検査を受けることができます。そしてこの検査でさらなる検査・治療が必要になった場合は、メディカルという保険で追加検査・治療が行われます。そこでさらに詳しい検査を行います。

 

 

 

武田先生のクリニックでは、その両方を行っているのですか?

 

 

 

 

はい。私のクリニックは検査・治療の両方を行っています。例えば緑内障の追加検査は、視野の検査、眼球内の撮影、視神経の3D分析などさらに詳しく検査を行うことができます。緑内障は自覚症状がでないので特に定期検査が重要になってきます。

 

 

 

 

 

なるほど、自覚症状のない病気には定期検査は絶対に必要ですね。

 

 

 

 

 

そのとおりです。早期発見が一番です。私は一般眼科医なので、検眼・メガネコンタクトの処方・治療と総合的に行っています。

 

 

 

例えば、角膜に傷がついた場合は、治療はこちらで行うのですか?

 

 

 

 

 

はい、こちらで治療を行います。ただ角膜の移植が必要な状況の場合は専門医を紹介します。眼科医にも外科的処置を行う専門医がいます。専門医はその分野専門のドクターです。処置は専門医を紹介しますが、もちろん術後のフォローアップは当クリニックにて行います。

 

 

 

まさに「眼のファミリードクター」という事ですね。眼に異常を感じた場合、内科のホームドクターにまず行くべきなのですか?

 

 

 

 

お子さんの場合は、小児科医に行く事が多いようですね。しかし目に関する症状が出た場合は、内科のホームドクターの先生に見てもらってもとりあえず問題はないのですが、一般眼科は専門の検査機器を持っていますので、より正確な状況を判断する事ができます。そのためにも「眼のホームドクター」を持つということが重要だと思います。

 

 

 

 

 

そうですよね、虫歯で内科のホームドクターには行かないのと一緒ですね(笑)

 

 

 

 

 

眼も悪くなる前に早期発見することが重要です。ローカルの方は当たり前のように定期健診を行いますが、ハワイにお住いの日本人の方はまだまだ認識が甘いようです。とにかく目にも自覚症状のない病気があるという事を忘れないでください。この記事を読まれた方は是非年一回の定期健診を行うようにしてください。

 

 

 

 

 

もちろん武田先生の「アイケア・インターナショナル」でです。

 

 

 

 

というわけで私もこの機会に眼の定期検査を行ってもらうことにしました。

次回は定期検査の内容を深く掘り下げます!乞うご期待!!

 

アロハタウンネット・コラム「教えて武田先生」も好評連載中!!>>>こちら

 

ドクター武田はハワイで開業して23年になります。これまで様々な目の疾患の治療にあたってきましたが、ハワイの眼科の中でも最も多くのコンタクトレンズを揃えています。一度はコンタクトレンズをあきらめた方、是非新しいチャレンジをして見てください。コンタクトお試しもできますので、お気軽にご相談ください。また一番大事な「1年に1度の目の検査」も今すぐご予約ください。

 

※お問合せ・ご来院の際は「アロハタウンネットを見た」と忘れずにお伝えください。

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執筆者

アイケアー インターナショナル

武田裕子 医師

カリフォルニア州立大学卒業。1994年PCO卒業後、ニューメキシコインディアン居住区で医師チームの一員として活躍。1998年アイケアーインターナショナル創立。ハワイで日本語で診察のできる眼科医として23年の実績を持つ。またハワイで数少ない、コンタクトレンズのスペシャリスト。