一寸(いっすん)についてのお話

2014/09/16

さて今回は、チョッと「一寸」のお話。

 

 

“一寸” の読み方と意味

こうやってパソコンで「ちょっと」と打ち込むと、シッカリ「一寸」と出てくることに感心している所ですが、一寸の意味は、時間で言うと「少しの間」という意味です。

元々は尺、寸という長さの単位として中国から日本に伝わってきたようで、明治時代に正式に認定されたもののようです。現在では既にメートル法が普及し、アメリカでは、Inch, Feet,などで長さを図りますので、一尺、一寸などは本当に使わなくなりました。

 

 

料理での “一寸”

さて、料理での一寸(寸法)について。約3センチと考えまして、例えば刺身料理。食材を切り分けるときは、「一寸」が丁度良いとされています。それは女性が大口を開けて料理を食べることが、はしたないとされていたからであり、日本のお皿にもその大きさが盛り付けやすく出来ているように思います。

 

 

“一寸”に感じる、日本の奥ゆかしさ。

昨今、日本でもブームな「デカ盛り」など、大きいことは良い事だ!的な発想が氾濫しているように見受けられますが、そんな今だからこそ、このいかにも「日本の奥ゆかしさ」を感じれる考え方が貴重であり、また逆に新鮮に感じれるように思う今日この頃でした。

 

因みに、[一寸法師]は、3センチくらいの小さな方、だったということですね。

それはそれは、かわいいですねぇ。

 

それでは!Mahalo

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執筆者

八景料理長

久和 紘士さん

1978年生まれ。 神戸で幾つかの飲食店を経験後、岡山湯原温泉 八景で本格的に日本食を学ぶ。 地産地消、薫り高い出汁のとり方、煮物、会席など日本の心の料理を学び、ハワイに。 2006年「Japanese restaurant Hakkei 」の料理長に。現在に至る。