近年のハワイ訪問者と為替相場の関係について
2013/05/15
年々増加傾向にある、ハワイ訪問者数。
ハワイ先住民の存在、地理的に孤立した環境、不思議なエネルギーやハワイ独特の文化など から世界のどこにも例をみない観光地として多くの人々から親しまれています。 訪問者を歓迎するハワイの長い歴史は、ポリネシアからの入植者が渡米した時から始まった ようです。
過去3年間のハワイ訪問者数は、 2010年は約692万人2011年は約715万人と、前年比3.5%増 2012年は約783万人と前年比9.2%増と、年々増加傾向にあります。
考えられる要因は “歴史的円高”
日本人訪問者数においても2012年は150万人、前年度比17%増と過去最高を記録しました。 一番の要因は歴史的な円高だと考えられます。
為替相場のトレンドは、円高から円安と推移しつつありますが、 2011年から振り返ってみると、 歴史的な円高を記録した2011年3月17日(ニューヨーク外国為替市場では瞬間76円25銭を つけて最高値を記録)
2012年9月には、米財政政策を巡る不透明感などから77円台と円高が続く。
2013年は、安倍内閣がアベノミクスを掲げ『デフレ克服、インフレターゲットを設定し、 大胆な金融緩和措置を講ずる』という金融政策を表明した事により、2010年6月以来2年半ぶりの 円安局面をむかえています。
このように「歴史的円高」から「円安へのシフト」が見受けられます。
昨年の日本人の訪問者数が、過去最高記録を更新したのは「全て円高の影響なのか」 もしくは「ハワイ旅行が日本において完全に定着したのか」旅行業を営むものにとっては 非常に興味深いものでもあります。
旅行者の宿泊価格帯にも変化が
また、円高と訪問者数の増加以外に、最近の大きな変化としては、旅行者の宿泊価格帯の変化があげられます。
ウイトラベル(http://www.uitravel.com/)の例を挙げると、 2010年まではホテル、コンドミニアムの1泊当たりの宿泊予算は平均 $150~$200くらいのところが中心でしたが、円高の影響か2011年あたりから 1泊当たりの宿泊予算は平均$230~$300程度のところが中心となってきています。
これも円高が牽引しているのか、興味深いところです。
今後このコラムを通していろいろな分野の専門家に、私の視点からお話をうかがって いきたいと思っています。
次回は、創業15年目をむかえるウイトラベル(http://www.uitravel.com/)の 宇井英一氏から「ハワイのホテル、コンドミニアム」についてお話をしていただく予定です。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。
[social-bio]