わかりやすい原発の理解
2014/05/16
原子力発電はウランという元素を人為的に臨界させ、崩壊による熱エネルギーを作り、その熱で水を沸騰させた蒸気でタービンを回して発電させています。その過程で発生する放射線を放出する自然界に存在しない以下のような放射性同位体という物質が今回の事故で広範囲に及びばらまかれています。
- ウラン238(半減期45億年、体内での生物的半減期は15日から15年、放射線はアルファ線、ベータ線、ガンマ線。蓄積する組織は肺、骨、腎臓)
- ウラン235(半減期7億年、体内での生物的半減期は15日から15年、放射線はアルファ線ベータ線、ガンマ線、蓄積する組織は肺、骨、腎臓)
- セシウム137(半減期30年、体内での生態的半減期70日、放射線はベータ線、ガンマ線、蓄積する組織は筋肉細胞)
- ストロンチウム90(半減期28年、体内での半減期は30年から50年、放射線はベータ線、蓄積する組織は骨)
- イットリウム90(半減期64時間、体内での生物的半減期29年、放射線はベータ線、蓄積する組織は脾臓、下垂体、生殖器)
- ヨウ素131(半減期8日、体内での生物的半減期は60日から80日、放射線はベータ線、蓄積する組織は甲状腺)
- キセノン133(半減期5日間、放射線はベータ線)
- クリプトン85(半減期10年、放射線はベータ線)
- アルゴン(半減期270年)
- プルトニウム239(半減期2万4千年、生物的半減期200年、放射線はアルファ線、ベータ線、ガンマ線、蓄積するのは肺、肝臓、骨)
このようにさまざまな放射性物質が体内の異なる場所に蓄積し、その部分で放射線を放出し続け放射線を受けた部分が酸化することが内部被曝です。酸化は万病の元なので、たとえ“基準値以内”の内部被曝でも健康の害になることは確かです。人々の健康と未来の地球のために新しいエネルギー政策に進むことが私達の大切な課題のひとつではないでしょうか。
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