コンタクトレンズを作る時に緑内障検査は必要ですか?

2016/10/11

このコラムでは、アイケアーインターナショナルの眼科医 武田先生が、目や目の病気に関するギモンにお応えしていきます!今日の質問は…

 

コンタクトレンズを作る際に、緑内障の検査をした方がいいと言われました。 まだ30代ですが、緑内障の検査をする必要はあるのでしょうか?

 

一年に一度目の検査で緑内障を早期の段階で発見することができます。

緑内障の早期発見は過去10年において可能になってきました。20年程前は、緑内障は年配の方がかかる眼の病気と思われいました。その理由としては、目の視神経を3Dでみることが出来る機材がなかったためです。現在では「目のMRI」と呼ばれる素晴らしい技術のおかげで、目の視神経が死んでいく前にそれを発見すること可能です。

 

先日、30歳を過ぎたばかりの日本の方が、「日本であと6か月すると失明する」と言われたといって当クリニックに来院されました。 彼女は、日本では検査せずにコンタクトレンズを購入できるため、ずっと同じレンズを使っていました。最近、目が見えにくいので目が悪くなったと思い、日本の眼科に行ったら「これは視力ではなく視神経です。緑内障の末期です」と言われたのです。

 

緑内障とは「視神経が死んでいく病気」の事で、20代後半から早い人は発症します。 30代、40代と年齢が行けば行く程リスクが高くなり、初期の段階では自覚症状がないために発見が遅れてしまいます。

 

年に1回の目の検査で緑内障の検査、つまり視神経の検査をしておけばいつから緑内障が始まったのか、自分は緑内障になりやすいか、という事がわかります。

 

日本人は人種的に緑内障を発症するリスクが高く、その確率は20人に1人といわれます。当クリニックでも、50%の人が「緑内障になりやすい」という臨床結果が出ています。

 

当院では、新しく開発された機材を導入しました。早期発見できれば目を守ることができます 。年に1度の目の検査は、アメリカの保険でカバーされます。自分の目を守るためにも、年に1度の検査は必須です。

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執筆者

アイケアー インターナショナル

Dr.武田裕子

カリフォルニア州立大学卒業。1994年PCO卒業後、ニューメキシコインディアン居住区で医師チームの一員として活躍。1998年アイケアーインターナショナル創立。ハワイで日本語で診察のできる眼科医として23年の実績を持つ。またハワイで数少ない、コンタクトレンズのスペシャリスト。 ハワイ州の他に、カリフォルニア州、テキサス州、ペンシルバニア州、オレゴン州の免許も取得しており、アメリカで多くの臨床経験有り。