そのサプリメントは本当に必要ですか?

2014/09/16

サプリメントを過剰に取りすぎていませんか?

現在の社会では、若い人を中心に健康的な食を考えたり、運動やヨガ、瞑想をとりいれて健康を維持する予防医学的な意向に変わってきたといえます。そしてその中でも大きな社会現象の一つは、サプリメントブームです。最近では、いたるところにサプリメントが陳列されており、ビタミン剤、カルシウムに加え、さまざまな種類を一日に10種類から摂っている人も珍しくありません。

そこで考えなくてはいけない事は、服用しているサプリメントが果たして本当に身体に必要か、また、吸収されてもいないものを多種類にわたり服用し過ぎていないかについてです。

 

 

栄養も取り方ひとつで、害になることも…

身体は食べ物を消化し、そして栄養素を酵素などと反応させて分解、吸収しますが、栄養素は単体では体内で反応がおきにくく消化吸収しにくいのです。例えばイチゴに含まれるビタミンは、他のさまざまな栄養素と全てが働きあってビタミンの消化吸収が可能になります。しかしほとんどの市販されているビタミンは、その成分だけを抽出して錠剤にしているので、このような消化されにくい単体の栄養素を、たくさん服用する事は内臓に負担をかけて健康の害にもなりかねません。これはたとえ自然の素材から栄養素を抽出した自然食品でも、一旦栄養素を単体にすると消化がうまくいかないのです。

 

 

栄養を吸収するにはバランスが大切!

マルチビタミンもさまざまなビタミンの単体を合成したものである場合がほとんどで、ビタミン吸収のための他の栄養素を含まないことから吸収できているか不安です。現在一番出回っているカルシウム剤は、炭酸カルシウム(Calcium Carbonate)です。これは消化吸収するまで数段階にわたるプロセスやマグネシウム以外にも他の栄養素が必要であり、吸収されにくい状態です。カルシウムなら海草を丸ごと食べるほうが身体に吸収されます。鉄分も鉄の錠剤をそのまま摂っておなかの具合が悪くなる人は多いものです。鉄分などは、ほうれん草からとるべきでしょう。

 

その他にもグルコサミンやコンドロイチン(コンドロイチン硫酸)、コエンザイムQ10など、さまざまなサプリメントがあり、その効能などの表示からみな必要な感じがしますよね。

覚えておきたいのは全てのサプリメントの元はすべてビタミン、たんぱく質、炭水化物、良質な脂肪、ミネラル、アミノ酸のコンビネーションから出来ています。アミノ酸自体が炭素や水素の有機質の結合体なので、基本は全て良質な食べ物に含まれます。確かに現在の農法に問題があることから、必要な栄養素を摂れていないということもあります。そのときは、ホールフードサプリメントという、野菜や果物を丸ごと低温乾燥させたものを摂ることをお勧めします。

 

 

  1. 忙しい意識
  2. 浅い呼吸
  3. 質の悪い水
  4. ミネラル元素を含む各種栄養不足
  5. 体内や環境からの毒素蓄積

 

これらが複合して自律神経のアンバランス、末梢血管やリンパの滞り、血液の質低下、内臓の機能および免疫力の低下を引き起こし、体の不調や病気の基本が作られてしまいます。意識、呼吸、水、食、毒素という五つの根本原因を改善しながら、適切な治療をしていくホリスティックケアがお勧めです。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。