ホリスティック医学からみたアレルギー

2014/03/31

アレルギーとは何か

私達の身体には免疫反応という外来の異物を排除するために働く生態にとって不可欠な生理機能があります。アレルギーはこの免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる現象です。一般的な理解ではアレルギーを引き起こすとされる環境由来の抗原はアレルゲンと呼ばれ、これらに過剰にさらされることがアレルギーの原因の一つとされています。また、アレルギーは遺伝子由来の疾患であるなどの仮説も多々あり現在でも完全に解明されていません。

 

現代医学では外部からの抗原に過剰に反応するものをアレルギー疾患と呼び、これらにはアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、 アレルギー性胃腸炎、潰瘍性大腸炎クローン病、気管支喘息、小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹等を含むとされています。一方、自己の身体を構成する物質に対して過剰に反応するのを自己免疫疾患といい、これには関節リウマチ膠原病などが含まれます。

 

 

ホリスティック医学的な見方

急激に増えているアレルギー疾患に対して、現代医学だけでは適切な治療法がありません。これによりアレルゲンになる物質にさらされないことや、アレルゲンになる食べ物を摂らないようにアドバイスされ、除去食で栄養が傾き体質自体が虚弱になるケースも多いのです。

 

このように、一見なかなか大変な疾患に見えるアレルギーですが、東洋医学やその他の自然原理のコンセプトを統合させたホリスティック医学的な見方で答えが見えてきます。まず、アレルギーの本質は、抗原に対しての体の免疫反応なので、ある意味正常な体の反応が過剰になることが問題です。なのでアレルギー性疾患も自己免疫疾患も全て同源と見ることが大切です。

 

 

自律神経バランス、血液の質に重点をおいて

アレルギーの根本原因の一つは自律神経のアンバランスです。特に交感神経の緊張が続いた結果、過剰な副交感神経のリバウンス作用で気管支喘息、潰瘍性大腸炎などが起こります。それに加えた免疫機能の低下や血液の質の低下、つまり血中のたんぱく質の濃度が濃いことや血液自体が酸性に傾いているなどが複合され、さまざまなアレルギー症状と呼ばれる現象が起こるのです。その上に、肩こり、鼻炎、目の疲れ、花粉症や扁桃腺の腫れなどがある人は、上咽頭が炎症しており、体の抗原体が異常に活発なことからアレルギー反応はさらに強く出ます。そのように内因の要素が整った上での外因に対しての反応なのです。

 

自律神経のバランス、血液の質向上など免疫機能という基本に重点をおいて体質改善すると少しぐらいのアレルゲンに反応しなくなります。同時に明らかに生態に悪いと思われる遺伝子組み換え食品やその他の公害物質を減らしていくエコロジー意識を持つことも大切です。

 

 

根本原因を改善しながらの治療がおすすめ
  1. 忙しい意識
  2. 浅い呼吸
  3. 質の悪い水
  4. ミネラル元素を含む各種栄養不足
  5. 体内や環境からの毒素蓄積

 

これらが複合して自律神経のアンバランス、末梢血管やリンパの滞り、血液の質低下、内臓の機能および免疫力の低下を引き起こし、体の不調や病気の基本が作られてしまいます。

意識、呼吸、水、食、毒素という五つの根本原因を改善しながら、適切な治療をしていくホリスティックケアがお勧めです。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。