健康的な食事法とは

2014/05/21

タンパク質は体にとって必要な栄養素

現代栄養学では、たんぱく質、炭水化物、良質な脂質、ビタミンとミネラルの5大栄養素が必要であるということが常識になっています。そして、近年では肉食を避けるベジタリアンやビーガン思考が増えている中で一番の話題はたんぱく質の摂取でしょう。なぜなら人間の筋肉を含む体の組織はたんぱく質で作られており、食べ物を分解する酵素もたんぱく質で出来ています。

さらには骨のミネラルを結合させる物質もたんぱく質で、体の免疫もたんぱく質によって行われるほど、私達の体はたんぱく質にあふれています。

 

 

体がタンパク質を使うのには「アミノ酸」が必要

ここで忘れてはならないのは食べ物として摂ったたんぱく質は、そのまま体の各部位になるわけではないということです。全てのたんぱく質はアミノ酸から出来ており、たんぱく質を食べても身体はそれをそのまま使うことはなく、腸内の細菌やそれらが分泌するさまざまな酵素で一度アミノ酸に分解され、身体に吸収された後にリボソームという細胞の器官でまた合成されて作られるのです。

 

 

肉食の「取りすぎ」には注意

人間の体の構造に近い肉類の動物性たんぱく質は、体の各部分や機能のために必要なたんぱく質になるアミノ酸をバランスよく含むといわれています。しかしこれらを摂りすぎると血中にトリグリセリドや異常脂肪が入り、血が汚れて腎臓や肝臓を詰まらせ、病気を作ります。そのうえ肉由来のたんぱく質を分解する腸内細菌は、ウェルシュ菌などの悪玉菌なので、分解する過程でアミンや、インドール硫化水素などの毒素や有毒ガスを生成します。便秘や下痢、高血圧、老化促進、肝臓病の原因及び、発がん性物質でもあるこれらの有毒物質が身体に吸収されてしまうので摂取量を徐々に少なくしていくべきです。

とは言っても、ベジタリアンの虚弱体質が多いのも事実です。

 

 

健康的な食事のポイントは、「腸内善玉菌」

では実際にどのような食べ方が良いのかということについて考えるとき乳酸菌や納豆菌、ビフィズス菌などの腸内善玉菌を増やすことを考慮していく必要があります。なぜなら、これらの善玉菌は食物繊維や葉緑素を分解してタンパク質合成に必要なさまざまな酵素やアミノ酸を作ります。そして食物性たんぱく質もしっかり摂ってください。

植物性たんぱく質は善玉菌が分解するので身体に害になる有害物質を出しません。ただ、今までたくさん肉を食べていた人が肉を急にやめるなどの急激な食事の改善は勧めません。魚などのたんぱく質も摂りながら、体調をみてゆっくりと移行していくことが大切です。肉をとる人も摂らない人も、アミノ酸と腸内善玉菌を増やす、おしんこ、キムチ、納豆類などの発酵食品を多くとりましょう。

 

一.忙しい意識

二.浅い呼吸

三.質の悪い水

四.ミネラル元素を含む各種栄養不足

五.体内や環境からの毒素蓄積

 

これらが複合して自律神経のアンバランス、末梢血管やリンパの滞り、血液の質低下、内臓の機能および免疫力の低下を引き起こし、体の不調や病気の基本が作られてしまいます。意識、呼吸、水、食、毒素という五つの根本原因を改善しながら、適切な治療をしていくホリスティックケアがお勧めです。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。