治癒の本当の意味とは
2015/05/22
この数回の連載、「食べ物は腸で血になりそして肉になる」や、「血管の一番先にある大切な生理機能とは」で、血液は腸内で作られその血が体細胞に発展し、血管の一番先は閉じておらず、開放系であること。そしてそこでもさまざまな生態理学的営みが行われているという森下敬一博士の、腸内造血理論や末梢血管空間理論について触れさせていただきました。 さらに血液学者でもある同博士は、東洋医学の経絡内にある末梢血管空間でも造血していると指摘しています。これらは全て、一見驚くような理論ですが、血液になる幹細胞は体中に見られることから、世界中の多くの学者がこれに近い見方を持つのも事実です。森下博士の“古の最先端科学”とも言えるこのコンセプトは、従来の常識に大きなパラダイムシフトを要求するものです。しかし、生命科学的にはこれらは全て自然の理とも言え、東洋医学やさまざまな自然医学の基本を裏付けるばかりか、むしろとても自然な運びであることが伺えます。
母親のおなかで胎児が出来るプロセスや、さなぎの中の液体が蝶になることなど自然の営みはだれに教わるでもなく全うされます。細胞の中のミクロな生命現象も何かの意志による元素のとしての分子結合の結晶化現象とエントロピーの繰り返しです。つまり崩壊と再生を繰り返しているのですが、この生命科学を体系付けるのは、最先端化学である量子物理学の分野です。 この事からスタンフォード大学物理学名誉教授ウィリアム・ティラー博士も、森下理論及び様々な自然医学に対する賛同者の一人です。ティラー博士によると、私達を作る細胞や、周りを取り囲む空気も全て元素から成り立ちます。その元素は電子や原子核という量子から成りますが、その中身は真空です。すべての真空は同次元にあるということから、この身体の中から宇宙まで真空を通してすべてつながっているそうです。 そしてその真空内には、情報磁場というものがあり、これが生命根源の指示をし、分子同士の結合や方向性を決めているのです。真空内の情報磁場が、エーテルやチャクラを通して経絡で磁電気になることで、宇宙と人間もつながっています。このように現在では、医学や最先端物理学が統合された研究が世界中で進んでいるのです。
科学が進めば進むほど真理が明白になるので、全ての確立を否定するより全てを肯定することが時代の波に乗った考え方です。間違えた食生活で末梢血管空間内の血液にもさまざまな毒素がたまり、さらに病気の根本原因が成立してしまいます。果てしなく血液の液質が悪化し、内臓機能が弱ることが全ての病気の根本原因です。 治癒とは様々な領域で、生命現象が活発な状態を指します。つまり、腸内の状況が整った状態で、良い食べ物でよい血肉が作られ、体中の60兆からなる細胞一つ一つが活性化した状態です。体中の経絡に流れる磁電気や神経伝達で流れる微細電流の流れがスムーズであり、生命現象としての体から量子レベルまでの全体が正しく機能することであるといえます。
この観点から治癒を見た場合、薬で症状を抑え続けることは単に症状を抑えているだけであり治癒とはいえません。薬を使用してもしなくても全ての原因を改善するということが大切なのです。身体を生命現象として理解し、意識や食事という基本から正しましょう。





