生理でわかる体の状態

2014/05/19

生理不順の症状は、大きく分けて3つ

生理の状態を見るときは、西洋医学的な見方に加えて東洋医学的な見方を入れて理解していくと体の状態がわかります。生理自体が脳内の視床下部下垂体から卵巣に指令が出ることで全うされる現象なので、内分泌系のバランスも考慮します。東洋医学では主に腎、肝とすい臓の内臓機能や経絡のバランスを見ていきます。生理不順を大きく分けると、早く来る、遅れる、不定期の三種類に分かれるので誰にでもわかりやすいと思います。

 

生理が早く来る

生理が早まるのは、血熱(けつねつ)という血液に病理がある状態です。例を挙げると血液のヘモグロビン値が高い、血液内のコレステロールや脂質、蛋白濃度が高いなど、少々血液に粘りや濁りがある状態と考えてください。早い生理は、問題がある血液を体が早く外に出そうとする反応と見ることが大切で、多くの場合下腹部に強い生理痛があります。この場合は砂糖や肉食を控えるなど、食事を改善して血液の浄化をしましょう。

 

生理が遅れる

生理が遅れるのは、血虚(けっきょ)という低ヘモグロビン値や貧血症の様に血液の質が薄いときや、少ないとき、または体が冷えているときの症状です。この場合の生理痛は腰などが痛むことが多いようです。これらは虚の状態なので身体を温め、発酵食品を多く摂り、腸内の善玉菌を増やして栄養を吸収しやすい身体に改善しましょう。

 

生理が不定期にくる

生理が不定期にくる場合は、肝臓機能の停滞や、腎機能の低下とみます。つまり内臓機能がベストに機能していないので、月経時に体の機能がスムーズに動いていない可能性があります。そして生理は、その周期が長く続く、周期が短い、経血の量が多い、少ない、下り物の種類などさまざまな状態で体の現状を教えてくれます。

 

整理周期が長い

長い周期は、腎機能や子宮、卵巣に問題があるときに起こります。そして、生理中に下痢や軟便があり、下腹部が張り、生理が長く続く、足のむくみがあり顔色が土気色、食欲がないなどは、すい臓や腎を中心とした内臓の機能低下。

生理が遅れていて、生理中の下痢が水のよう、下腹部が冷え、力が入りにくい感じがあり、手足が冷えている場合は、脾腎陽虚という基礎体温や副腎の低下とみるなど、これらに加えてさらに何十種類もの見方があります。注意して体の声を聞いてください。

 

生理用品を変えて生理痛が改善することも…

また、従来の生理用品は石油由来の素材で出来ているものに、抗菌剤や消臭剤などの薬品を含んでおり、粘膜から吸収されてしまうので健康的とは言えません。特に生理痛がひどい人などはまず、オーガニック生理用品にかえることをお勧めします。

 

一.忙しい意識

二.浅い呼吸

三.質の悪い水

四.ミネラル元素を含む各種栄養不足

五.体内や環境からの毒素蓄積

 

これらが複合して自律神経のアンバランス、末梢血管やリンパの滞り、血液の質低下、内臓の機能および免疫力の低下を引き起こし、体の不調や病気の基本が作られてしまいます。意識、呼吸、水、食、毒素という五つの根本原因を改善しながら、適切な治療をしていくホリスティックケアがお勧めです。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。