穀物と発酵食品を忘れずに

2014/05/20

今、自然食や菜食主義が注目されています

最近では食事を通して健康維持を促進する考えがとても盛んです。肉を食べずに菜食を中心とするベジタリアンや玄米菜食のマクロビなど、ローフード志向の広がりは先進国の数多くの有名人や若い人々を中心に爆発的に広がっています。この背景には、ヨガやピラティスなどの健康法や、さまざまな種類の自然医学の普及もあり、全体的に健康志向の意識が高まっていることもあると思われます。さらには、厳密に乳製品などの動物製品も摂らない、ヴィーガニズムというライフスタイルまでもが流行りつつあります。

 

 

「健康食」についての、認識の変化

つい最近まで100年前の近代医学の父フォイトが提唱した、肉やあぶら、糖分の多い高タンパク高カロリー食の欧米型の食事法を健康的と信じて実践してきた風潮もありました。でもこれでは血液と内臓を汚して病気を促進するということが分かり始めてから、良識な人々を中心に、あぶらや糖分が少ない高タンパク低カロリー思考になりました。そして現代では、タンパク質の過剰摂取も懸念され、そこからさらに肉食を引いた低タンパク低カロリーという血液浄化型の食事が良いとされる時代に移り変わってきたようです。その結果、動物性たんぱく質をまったく摂らない菜食主義の食事法で病気を改善したり、健康を維持する人々も増え、この食事法できらめかしい功績を出す歴代スポーツ選手もたくさん登場しました。

しかし、一方でベジタリアンには栄養が不足して体が弱っている方も多くいる事は事実です。

 

 

ベジタリアンの人に気を付けてほしいこと

多くの医師も指摘しているこの現状には、ベジタリアンの人々の中に、穀物と発酵食品をとらない人々が多くいるという大きな理由があります。この状況を改善するために、菜食主義の人は、玄米などの精製されていない穀物から、たんぱく質や血糖をあげない複合炭水化物を摂る必要があります。また、体の消化吸収作用に欠かせない発酵食品を必ず食に加えることも重要です。これは忘れがちな重大なポイントです。

 

 

穀物と発酵食品を取り入れましょう。

発酵食品は、酵母菌乳酸菌などの醗酵菌によって発酵した漬物やキムチ、納豆、ピクルスや味噌などの食べ物です。このような食品には多種類の各種アミノ酸が豊富に含まれていますが、何よりも乳酸菌を主とする発酵菌自体をたくさん含みます。私達の腸には食べたものを消化吸収するために欠かせない腸内細菌がすんでいて、これらは食べ物を発酵させる同じ乳酸菌などの善玉菌です。この細菌たちによって腸内で穀物や食物繊維などが分解されて、たんぱく質の基であるアミノ酸が作られることが分かっています。玄米菜食発酵食が健康の基本なのでベジタリアンの人は穀物と発酵食品をとり入れましょう。

 

一.忙しい意識

二.浅い呼吸

三.質の悪い水

四.ミネラル元素を含む各種栄養不足

五.体内や環境からの毒素蓄積

 

これらが複合して自律神経のアンバランス、末梢血管やリンパの滞り、血液の質低下、内臓の機能および免疫力の低下を引き起こし、体の不調や病気の基本が作られてしまいます。意識、呼吸、水、食、毒素という五つの根本原因を改善しながら、適切な治療をしていくホリスティックケアがお勧めです。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。