ノースショアの波に、癒される

2015/02/18

休日の午後、波乗りの大好きな友人に誘われて、サーフィンの大会が開催されているという、サンセットビーチへ出掛けました。

 

冬のハワイは、サーフィンパラダイス。世界有数と言われる10m級の高波がハワイ各島の北側、ノースショアに押し寄せることで有名です。ここオアフ島でも、タートルベイからサンセットビーチ、ワイメア、ハレイワ、モクレイアへと続くノースショアの海岸線に、このところ、見事なハイウェイブがやって来ています。

 

サンセットビーチ

 

映画「ビッグウェンズデイ」の舞台にもなった、サンセットビーチ。島の北端から西端カエナポイントに向かって緩やかに弧を描くショアラインには、褐色の砂浜が広がり、壁のような高波が見事なチューブを描きながら、次々と押し寄せてくる様子は、実に壮大、かつ神秘的。そのエネルギー溢れる動きと胸に響くような波音からは、地球の鼓動が感じられるかのようです。

 

サンセットビーチの波

 

大きな波が立ち、くるっとカールし始めると、瞬く間に波のトンネルが創り出されていきます。その内側はラムネ色に透き通り、魂がすっと吸い込まれるような美しさ…。沖には大会にエントリーしたサーファーたちが、点々と波間に浮かびながら、最高のハイウェイブを捕まえようと、今か今かと待ち構えています。

 

サンセットビーチの波

 

と、大きくうねり、盛り上がった波のトップから、点のように小さなサーファーの姿が現れました。波の先端が崩れ落ちて行くと同時に、チューブの中へ。そして、波と平行にスライディングしながら、すーっとチューブの外へ出て来ました。そのままバランスを保ちながら、波のゲレンデをすいすいと滑リ降りるようにビーチへ…。どこからともなく、大きな拍手喝采が沸き起こります。

 

サンセットビーチの波

 

とてつもなく大きなエネルギーをもった波と、そこにエントリーし、身も心も、魂そのものをも差し出して、その大きな流れと一体となり、滑り抜けていくサーファーたち。「波」と「人」の織りなす華麗なパフォーマンスに見とれているうち、深いところから何か暖かい感情がこみ上げてきました。

 

目を閉じ、ゆっくりと息を吐きながら、波の音に耳を澄ませてみます。

 

沖の方から徐々にパワーが高まり、最高潮に達すると同時に、それがはじけ、砕け散っていくのを感じます。泡立った波が押し寄せてきて、またすっと引いて行き…。息を吐くたびに身体から力が抜けて、リラックスしていきます。意識が次第に内側へ、深いところへと降りていくように感じます。どんどん心地よくなっていきます。やがて、底のほうから柔らかな光があがってきました。ふんわりと全身を包み込むような、暖かなエネルギーを感じます。

 

サンセットビーチの夕陽

 

そっと目を開けると、いつのまにか夕陽が空を染め、目映い光を全身に降り注いでいました。

 

 

 

DATA

Sunset Beach

ワイキキから車で約1時間。H1-WestからH2-Northへ入り、終点ワヒアワからHwy.99を北上。ハレイワからHwy.83へ。ワイメア湾を過ぎ、フードランドを越えて、5分ほどドライブの後、左手に見えてくるビーチ(駐車場、シャワー有り)。

 

 

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執筆者

モエ・ハワイ

ふなはし まさこさん

ホノルル在住20年のヒプノセラピスト&フリーライター。 東京女子大学 心理学科を卒業後、富士通(株)でシステム企画、広報/PRを手掛け、ハワイに移住。現地情報誌の編集を経て、ライター&翻訳家として活動するかたわら、2003年より、ヒ―リングサロン『Moe Hawaii』を主宰。 「心のエステ」をテーマに、退行催眠や前世療法などの個人セッションのほか、ヒプノセラピーをベースにしたワークショップ型のヒーリングツアー「6つの聖地と秘境をめぐる、楽園癒しの旅」を好評開催中。 www.moehawaii.com