桜が満開! 楽園の懐へ、お花見ドライブ
2014/02/26
ワヒアワの街に、桜が咲き始めたと聞いて…
このところハワイは、気持ちのよい青空が広がり、すっかり春らしいお天気。オアフ島の中央、ワヒアワの街に桜が咲き始めたというのを耳にして、さっそくお花見に出掛けてみました。
パイナップル畑の一面広がるワヒアワは、かつてプランテーション時代に栄えた街。楽園生活を夢見てやってきた移民たちが、過酷な労働のうえ、祖国に帰る事もままならず、この地で生き抜いて次の世代へ命を繋いでいったという、切なくも逞しい人間模様の紡がれてきた街でもあります。

咲きほころぶ桜の下で、ハワイで花の宴
まずはアラモアナショッピングセンターの白木屋さんで、お花見にふさわしい和風のお弁当を調達。 H1フリーウェイに乗って西へと向かいます。 パールハーバーを通過してまもなく右手に進路をとり、島の中央へとアクセスするH2フリーウェイへ。15分ほど走り、フリーウェイの終点からひとつ手前「Wahiawa」の出口を出ると、そのまま道なりにワヒアワの中心街へと入ってきました。
ちょっとレトロなアメリカの町並みを思わせる、ワヒアワのダウンタウン…。やがて、この目抜き通り(Kamehameha Hwy.)と交差するCalifornia Avenueへ右折。ほどなく右手にワヒアワ本願寺が見えてきました。

まずはここでストップ。道沿いに桜が数本並んでいますが、鐘堂の奥にも花を咲かせている樹が2本あるのを見て、ここをお花見のスポットと決めました。すぐ傍に小川が流れ、その向こうにはうっそうとした森が広がっています。

桜の木の下は、心地のよい芝地になっていて、ピクニックにぴったり。一見、紅梅のように見える小ぶりな琉球桜(緋寒桜)は、可憐で慎ましく、日本のお花見とは趣きが異なりますが、暖かな春の陽光の下、お弁当を広げるのはとても幸せな気分。思えば、なんと10年ぶりのお花見です。目を閉じると、ふんわりと春のやさしい風を感じながら満開の桜の下で宴を楽しんだ、かつての光景が懐かしく蘇ってきました。
いよいよ、お花見ドライブへと出発!
さて、ワヒアワ本願寺の先、California Avenueの沿道には桜の見どころがいくつかあるといいます。久々に「花の宴」を楽しんだ後、いよいよお花見ドライブへと出発です!
ワヒアワ植物園を過ぎた辺りから、道幅が次第に狭くなり、田舎の一本道という雰囲気になってきました。道沿いに時折、ポツリポツリの桜の木々が見られます。やがて右手に見えてきた小学校のフェンス沿いに、10数本の桜並木が…。ここは車を停めてお花見するようなロケーションではないので、そのままドライブを続けます。まもなく道が右へとカーブ。と、その先の民家の前に、美しい桜並木が現れました。

トロピカルな草木が生い茂る中、すっとそびえ立つ桜の木々。その奥には、プランテーション時代を偲ばせるコテージ風の民家が、楚々とした佇まいを見せています。
こうした桜が植えられているのは、日系移民のお宅なのだとか。季節感の乏しい南国の地で、日々過酷な労働をしながら、ひと目桜を観たい、春の訪れを感じたいと願って暮らしていた人々の思いは、どのようなものだったのでしょう…。のどかな春の風景の中で、故郷を偲ぶ彼らの心が、幾多の年月を越えて、胸に伝わってくるかのようでした。
DATA
ワヒアワ本願寺
1067 California Ave., Wahiawa パールハーバー方面からH2フリーウェイを北上
8番出口からフリーウェイを降りて道なりに進み、California Avenueへ右折して、まもなく右手
Tel: 808-622-4320
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