英検・TOEFL・SAT・TOEICの違いとは?

2013/12/09

ハワイの教育に関する情報をお伝えします。

はじめまして。

ホノルルにてフォーカス教育研究所という家庭塾を経営している、うがい・たかおです。

 

ご存知の通りハワイにはたくさんの日本人家庭が長期・短期問わず滞在しており、そのような方々へのサービスは非常に充実しております。 ただ、残念なことにハワイの教育システムは日本延いてはアメリカ本土と比べても非常に遅れており、お子様の教育についてご心配をしていらしている方も多いことと思います。また、日系企業の駐在員のご家庭等、永住をせずに数年間で日本帰国を考えていらっしゃる方も多いと思います。

 

現地校ではついていけてるのか、日本帰国時にお子様がはたして学校でついていけるのか、 また高校・大学受験は大丈夫なのか、ご心配かと思います。

残念ながら、何も対策をせずにハワイのロコ達のように過ごしていると、 みるみる学力は低下してしまい、現地校の成績もぱっとせず、肝心の英語力もあまりつかず、 そのまま日本に帰国されれば受験はもとより、学校の授業にもすぐについていけなくなります。 そのようなお話を幾度となく伺いましたし、また私自身も実際に似たような経験の持ち主です。

 

せっかくのハワイ在住というお子様にとって素晴らしい経験を人生のプラスにできるように、 少しでも皆様のお手伝いができれば…という思いから、フォーカス教育研究所という進学塾のような授業をご家庭で提供する「家庭塾」を設立しました。

そしてこちらのコラムでは少しでも皆様にハワイの教育に関する有益な情報をお伝えできればと思います。

 

 

英検・TOEFL・SAT・TOEICの違いとは?

第一回目のコラムはいくつかある英語試験の違いと特徴についてです。この英語の試験はハワイ在住のお子様にとって、非常に重要なものとなります。

日本での帰国子女入試、ハワイの現地校受験、アメリカ本土の学校受験、そして就職。 目的地はどこであれ、中学受験から大学受験まで必ずつきまとってくるのが英語の統一試験です。

まずは、どの試験の対策をすべきなのか、そして目標点はどのぐらいなのか知っておく必要があるでしょう。

 

 

 

英検

親御さんたちには最も馴染みのある英語の試験かもしれません。 中・高校時代に一度は受けたことがある人がほとんどじゃないでしょうか。 英検は日本で認知度が非常に高いですが、資格としての効力は少ないです。 ただ、英検2級~準1級をとれれば日本の中学・高校の書類審査で有利になることは多いです。 問題文は日本語で書かれており、3級以上は英作文・面接もあります。

 

 

TOEFL

TOEFLは英語を外国語とする学生が、英語圏の学校へ進学するときに受験する英語の試験です。 学校へ進学することが前提となっているため、内容は学術的なものや、キャンパスライフでよく行われるような日常会話が多いです。 パソコンで受験するiBTになってから非常に難化しました。 内容は「読む」「聞く」「書く」「喋る」の4部門に分かれており、それぞれ20点満点で採点され、計120点満点となっています。特に「書く」のと「喋る」試験は非常に珍しいため、なかなか苦戦する学生も多いです。

 

TOEFLはアメリカの学校へ志願するときに提出をし、その他の資料と合わせて合否がでます。 参考として下記の点数が足切りとなります。

 

Kapiolani Community Collegeで61点以上

University of Hawaii at Manoaの大学院で81点以上

アメリカトップスクール(Harvard/MIT)で100点以上

 

これらの点数以上ないと該当大学受験は難しくなってきます。 また、TOEFLを使って日本の学校受験ができます。 とにかくTOEFLで良い点をとれれば、 日米含めて大学の選択肢が飛躍的に広がるため、しっかりとした対策が大切になってきます。

 

 

SAT

SATとはアメリカの大学に出願する現地の高校生のための学力テストです。 その種類には2つあり、一般的に呼ばれているSATとはSAT Reasoningテストのことです。 もう1つの種類はSAT Subjectテストであり、様々な教科の科目別テストになります。 SAT Reasoningテストは「数学」、「読解」、「文法+エッセイ」 の3分野に分かれていて、それぞれ800点満点で計2400点満点です。

 

英語が母国語である学生を対象にした試験のため読解と文法+エッセイは留学生にはかなり難しいです。 数学は日本の数学でいうと中学生レベルでかなり簡単なので、 TOEFLではなくSATの方が得意なケースはこちらを勉強してもいいかもしれません。 ですが、学校やお子さんの状況(米国在住年数など)によって、SATではなくTOEFLを義務付けられる学校も多いので要注意です。

 

こちらも日本の学校受験時に利用できるところもあります。 全米平均が1600点ぐらいですが、1700~1900点ぐらいとれれば慶応大学ICU受験がかなり有利になります。

 

 

TOEIC

TOEICはビジネス英語・コミュニケーション力を測る試験です。 これは日本でのみ認知されており、アメリカでの効力は皆無に近いです。 ハワイで学校を出て、日本で就職する予定の方はしっかり対策しておいた方がいいです。 試験内容はリーディングとリスニングしかなく、990点満点です。 帰国子女であれば900点以上とることを求められることもあります。 日常会話に問題がない程度の英語力を備えていれば、TOEIC対策をすればかなり高得点を目指すことが可能です。

 

 

GRE・GMATなど

SATの大学院受験版です。 日本の大学院受験では、見られることはほとんどありませんが、 大学院受験の際には留学生であってもTOEFLと共に提出義務があるところが多いです。 GREは大学院一般、GMATはMBA受験の際に必要です。 その他、イギリスでよく用いられるIELTS(内容はTOEFLと類似)や法律学科受験のためのLSATなどあります。

 

 

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執筆者

フォーカス教育研究所

鵜飼高生社長

ハワイ在住日本人のご家庭向けに現地校の補習から日米トップスクール受験対策までできる家庭塾(家庭塾=家庭教師x塾)を設立。フォーカス教育研究所(Focus Labo LLC)社長。小中学生の頃、3年間米国本土で滞在。帰国子女である経験を生かし、帰国子女ならではの苦労を理解し、生徒達の可能性を伸ばす。 学歴:中央大学杉並高等学校・明治大学理工学部卒・ハワイ大学マノア校で博士号(工学)取得