腸内でも血がつくられるという理解は健康の基本
2015/07/21
腸内造血という理論
腸の中でも造血しているとする腸内造血は、世界3大医学といわれる東洋医学、アーユルベーダー医学、ユナニ医学の基本に回帰する重要なコンセプトです。ユナニ医学は現代医学の父ヒポクラテスで知られるギリシア医学を起源としており、アラビア文化圏・イスラム勢力圏で発展した伝統医学で、ヨーロッパにも広まった医学です。西洋医学の父ヒポクラテスも腸と健康の関連性を重視し、チベット医学、ハワイ伝統医学のLapa‘au(ラパアウ)に至るまで世界の伝統医学は、全て自然と人間を一体と考えた一元論に立っており、みな腸や脾臓(腹部)を体液や血液派生の基本にしています。
実際人間は自然の一部なので、機械論を脱した自然の生命科学の領域まで入った考え方が求められていることから、現在ではこれに関して医学的、生物学的にも見直しが行われており、だんだんと生命の実体がクリアに見えてきています。その中でも日本の森下敬一医学博士が腸造血の過程を長年研究され、写真やフィルムに収め国会でも発表しています。

食べ物=血液=身体
腸内造血理論を考え直す重要性は、医学の根源回帰のためだけでなく、人々の健康に関しても重要な課題です。人々に本当に健康になってもらおうと考えるとき、まず食べ物の重要性を理解してもらうことが先決ですが、そのためには、現代風の食べ物=単なる栄養やカロリー源という誤った考えを取り除くことが大切です。腸で食べ物の栄養が吸収されて、骨髄で作られた血液が栄養素を細胞まで運びそして行き着いた細胞内に吸収するという考え方だけでは、カロリーや栄養があれば食べ物は、どの様なものでもかまわないという現在の発想から出られません。
なので食べ物=血液=身体と考える腸内造血の考えもとりいれると良いのです。食べ物が腸内で食物モネラ(生物学的名称)という物質になり、腸内絨毛組織という所で同化し血液母細胞に発展し、そしてそれが身になるという理解はクライアントに分かりやすいので、正しい食事を実践する決意が芽生えるようです。





