緑内障の検査は、若い人にも必要?

2015/02/05

このコラムでは、アイケアーインターナショナルの眼科医 Dr.先生が、目や目の病気に関するギモンにお応えしていきます!今日の質問は…

 

緑内障って、若くても検査するべきでしょうか?

 

20代での発症も少なくありません!1年に1度検査を受けられることをお勧めします。

失明の原因 緑内障にかかるリスク

アメリカでは「緑内障」は失明する原因の病気で第2位になっています。120,000人が緑内障で失明しています。2.2億人が緑内障になっているとされていますが、うち半数の人しか自分は緑内障だということがわかっていません。60歳以上になると緑内障になる確率が6倍になり、血族の中で誰か緑内障の方がいれば、自分がなる確率は4~9倍になります。

 

日本やアメリカの健康診断では、空気がパッと出る眼圧計をよく使用しますが、これはもちろん正確ではありません。それだけでなく、日本人のほとんどが「正常眼圧性緑内障」なので、この検査ですでに見逃されてしまいます。

 

すでに発症していて気づいていない場合も。

当クリニックでは10人に5人の方に、緑内障の可能性があります。緑内障は診断が難しいので、毎年の検査が必要です。 もちろん最初の検査ですでに緑内障を発症している方も多くいます。

 

年齢的には20代後半~30代のから緑内障を発症していて、年が経つうちにだんだん視野が狭窄(狭くなる)というパターンが多いです。 30後半、40代になると、すでに発症している方も少なくありません。

 

普通の緑内障は視野が狭窄していても、かなり重症になるまで自覚症状がありません。頭が痛い、目が痛いという自覚症状の方もありますが、自分で気がつかないのがほとんどです。急性緑内障は、眼圧が急に高くなるため、目が急に痛くなり、目から頭にかけて痛くなり視力が低下します。

 

よって、20代後半、30代の方でも1年に1度の目の検査、そして緑内障の検査を受けられることをお勧めします。

この記事に「いいね!」する 

Aloha townnetに「いいね!」する 

執筆者

アイケアー インターナショナル

武田裕子 医師

カリフォルニア州立大学卒業。1994年PCO卒業後、ニューメキシコインディアン居住区で医師チームの一員として活躍。1998年アイケアーインターナショナル創立。ハワイで日本語で診察のできる眼科医として23年の実績を持つ。またハワイで数少ない、コンタクトレンズのスペシャリスト。