人間は自然の一部であることを忘れずに

2015/04/17

現在のアメリカでは、東洋医学や自然医学を利用する人が増えている

現代医学では、MRIやCTスキャン、血液検査など診断技術も日々発展しており事故や緊急の疾患、感染症等の対処に目覚しい効果を上げています。一方で、リュウマチや糖尿病、ガンなどの慢性化する病気は日に日に増えていることから、現在のアメリカでは医療サービスを受けている人々の半分以上が東洋医学やさまざまな自然医療を主体とする代替医僚を利用しています。なぜなら現代の医学は慢性の症状に対して薬や手術、化学療法で症状を押さえる事はしてもその原因を改善しない事に多くの人々が気付きだしたからです。そこで東洋医学や自然医学では、病気の起こる根本にある病気の原因や理由を治療することから、人々はこれらの医療サービスを好んで利用するようになりました。

 

 

文明のもたらす病の基本は、生活習慣による体内汚染

東洋医学や自然医学の治療は、それ独自の病理論によって根本にある原因を探し出しますが、多くの自然医学の治療家も忘れがちなことがあります。それは一番深くにある病気の根本は自律神経を含む神経機能のアンバランスや、身体を病気にする栄養の偏った食事及び、食品添加物にまみれた食生活や生活習慣、さらにはさまざまな人工的な環境汚染物質による体内汚染で血液や体液が汚れていることです。これは、各医学の持つ病理論以前の話であり、文明のもたらす病の基本です。自然から離れた人間はもちろんのこと、同じ文明の中で暮らすペットや動物達にも、リウマチやガン、糖尿病などの文明病が多いのです。

 

ここで大切なことは、ミクロの世界で細胞を観察し、さらに細胞を構成している分子やそれを構成する量子の世界まで、自然としての人間の身体を生命科学的に考慮することです。地球の恩恵で出来た私たちは自然の一部なので、食品にまぎれる添加物などの自然には存在しない化学物質はうまく処理できず、環境ホルモンという形で体の中を汚染します。それに加えて血液を酸性化する肉食や糖分を多くとり、さらには白米などの栄養が低いものを摂る事で、ミネラルやビタミンの不足など問題が総合しているのが病気の原因です。

 

 

原因とは何かについて深く考える時代

紀元前460年ごろの現代医学の父ヒポクラテスは自然治癒を重視しました。仮に、もし彼が現代に蘇り現代の慢性疾患の患者を前にしたならば、どのようにして人々の治療をするでしょう。彼ならば解毒法(デトックス)と食事療法で現代人の体内にたまった化学薬品及び体液や血液を浄化しつつ、健康な血液細胞や各細胞が健康なものに生まれ変われる状態を確保し、病気の根本を正そうとするでしょう。患者と全ての医師たちにその重要性を指摘し、病気の原因になっている環境汚染にも目を向けるように指導されるはずです。医師と患者側の両者が病気の本当の原因とは何かについて深く考える時代に来ています。

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。