ホリスティック医学からみた糖尿病

2015/09/16

糖尿病とは

糖尿病は、血液中に糖が出てしまう病気で、尿の中にも糖が排尿されるため糖尿病と呼ばれます。従来の医学では、インスリンが分泌しないインスリン依存型(Ⅰ型)とインスリン非依存型(Ⅱ型)に分かれることや、糖尿病の特有の症状がない為に簡単に進行し、一度起こるとさまざまな合併症を引き起こすとされています。

 

 

西洋医学の糖尿病治療

西洋医学の治療法は、インスリンを注射したり、内服薬を使って血糖値を安定させることにフォーカスをおいた対症療法をします。しかし、対症療法は結果的に根治する方法ではないので糖尿病は難病とも言われています。なので長期にわたってそうこうしている間に、さまざまな合併症や不調が出てくる結果になるのです。食事法も炭水化物を抜くなど、極度の栄養制限が行われるので、そのために起こる不調も数え切れません。

 

 

東洋医学の糖尿病治療

東洋医学を基本におくホリスティック医学での糖尿病の改善方は、基を正すことにフォーカスをおきます。基を正すという意味は、血糖値の異常という症状だけを見ず、なぜ血糖値が高くなっているかという原因を見ます。すい臓の機能低下からインスリン不足になり、血糖値が上がることは良く知られていますが、これに加えてさらに肝臓や腎臓、脾臓など全体的な内臓同士の全体としての機能を見ていきます。そしてさらに内臓諸機能のアンバランスの原因として、腸の機能状態や、血液の質が悪くなった状態が根本原因になります。腸を動かす自律神経や腸内細菌叢のバランス、腸内絨毛組織の状態が悪化していたり、血液の材料になる食べ物が劣悪なことにより、赤血球の質が悪くなり、血液(血漿)が澱んでしまうのです。そしてその澱んだ質の悪い血液は、内臓諸機能を低下させ、肝臓や腎臓及び、すい臓及や内分泌系の異常がでます。そしてその理由は間違えた意識、呼吸、水、食、や体内毒素という5つの生活の基本が決定的な要因と見ます。

 

なのでこれらの根源を改善させつつ、さまざまな自然医学の要素を統合すると身体の治癒が起こるのです。そしてここで大切なのは、生活改善ですが、この場合大きな要素になるのは、食事の改善です。白米や白いパン類の精製された炭水化物を食べ、肉食や精製された砂糖を使った食事は糖尿病の一番の原因です。食品添加物などはすべて環境ホルモンとして身体に蓄積されるということは言うまでもありません。そこで、玄米菜食発酵食品に切り替え糖分を完全に外し、肉も少なくしていきます。長期でこれを実践することで最終的には、肉を完全に食べない様になっていきます。これらの基本を正していくことで、基から改善させることが大切です。

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。