海外最大の日本酒イベント「JOY OF SAKE」行ってきました
2016/07/26
Aloha! アロハタウンネット制作スタッフのAsamiです♪
今年で16回目を迎えた日本酒のビッグイベント!
先日ハワイ・コンベンションセンターで「JOY OF SAKE(ジョイオブサケ)」というイベントが開催されました。このイベントは毎年恒例で開催されている、海外最大の日本酒イベントで、ハワイでの開催は今年でなんと16回目を迎えます。

「海外でこんなにも長く続く『日本酒』のイベントがあるなんて知らなかった…。海外に来たからこそ知れたことだなぁ。」なんて思っていたのですが…実はこのイベント、毎年東京でも開催されているんですって。それから、アメリカ最大の都市、ニューヨークでも。本当に大きなイベントみたいです。
さていったいどんなイベントなのか。お酒は好きだけど、あんまり日本酒には詳しくない私が、ここでいったいどんな日本酒の素晴らしさに出会えるのか、楽しみにやってまいりました。
400種以上のお酒と、20店もの人気レストランが集結。
このイベントの事前情報としては、408銘柄の日本酒が自由に試飲できて、ハワイで今人気の20店舗ものレストランが料理を提供しているとの事。チケットは前売りで$95。うん、価値ありそう!聞いたところ、チケットはこの値段にも関わらず、毎年発売してからすぐにSOLD OUTになるそうです。
仕事があったので、開場から1時間ほど経ってから会場に来た私。さっそく中に入ってみると、もうすでに大賑わい。

まずは乾杯しなきゃ!早く早く!
最初にこのような「おちょこ」が配られているのでこれを持って…

飲みたい日本酒のところに並びます… っていっても、400以上の銘柄の中からどうやって選べば良いの…!嬉しい悲鳴です(笑)

会場で配られているパンフレットには、すべての銘柄がどのエリアにあるか記載されています。

真の日本酒好きは、事前にこのリストをチェックし、お目当てのお酒の元に一目散。
私のように日本酒に詳しくない人は、なんとな~く人だかりができている場所に一目散です(笑)。
そして最初の一杯はこちらに決定。福井県鯖江市 加藤吉平商店 の「梵・夢は正夢」。精米歩合35%、マイナス8℃で5年間熟成された純米大吟醸酒。オバマ大統領やイチロー選手、松井秀喜氏にもプレゼントされ「夢をかなえるお酒」として有名なお酒です。

うん、おいしい!……おいしいしか言えなくてごめんなさい。語ったりできません…。が、おちょこに口をつけようとした瞬間、顔の前にフルーティーな香りがぶわっと広がり「日本酒って、こんないい香りだするんだ…!」と驚きでした。
お酒はスポイトで吸い取って、少しづつテイスティング。あんまり1つのお酒あたり量を入れすぎると、酔っぱらっちゃってたくさんの種類を試せないので注意(笑)!
お酒の前にはそれぞれこんなプレートがあります。「#」は原酒のマーク、「*」は米国未入荷のマークです。

さてさて、このイベントのもう一つのお楽しみは、お料理!事前に出店レストランのリストを見たところ、なんと今話題のお店ばっかり。私がかねてから行ってみたかったお店、そして、普段私では行けないような高級店もちらほら…。さっそくお酒を片手にお料理をゲットしにいきます。
こちらはハイウェイ・イン のロコモコならぬ「ウニモコ」!ご飯の上に、甘辛ソースとウニ、半熟卵、揚げたオゴがトッピングされています。

鼻から抜けるウニの香りがまだ残っている状態で日本酒をクイっといくと…幸せに包まれます♪
お次は銀座からやってきた高級店 鉄板焼き 銀座おのでらの「A5ランク和牛のタタキ」。シンプル・イズ・ザ・ベスト!お肉自体のおいしさがしっかりと味わえました♪

お肉はグリルしたものよりタタキの状態の方が、より日本酒には合うような気がします。
次のお酒は新潟県 石本酒造「超特選 大吟醸 越乃寒梅」。精米歩合30%、室温1℃の環境で約2年間熟成されたお酒です。かつて起こった「地酒ブーム」の火付け役となったお酒で、これが日本で一番有名なお酒だ!と私の日本酒好きなお友達M氏は言っていました。

飲んでみると…さらっと飲みやすい!パッケージの渋さにも通ずる、誠実な味がします。またまたおいしいお料理が食べたくなりました。
次に食べたのは、高級和食店として有名な モリモト・ワイキキ のハマチタコス。揚げた餃子の皮にハマチのお刺身。味付けはヌクチャム(ベトナムの調味料)ハラぺーニョ、サワークリーム、そしてライムを絞って。

味付けが濃すぎず、しっかりと香りで味の深みを作っているところが、さすが高級店のお料理!やはり日本酒には海の幸が合いますね~♪
会場にはフードとお酒だけでなく、こんなブースも。おちょこの販売です。素敵なデザインのおちょこが、ずらり。

ひも付きのおちょこは、首から下げられるようになっています。並んだり、料理を食べている間手がふさがらない、ナイス・アイディア!な商品。正しくこのイベントのための物です。

実は、会場を歩きながら、「マイおちょこ」を持っている人がたくさんいるなぁ…と思ってたんです。前回この会場で買ってたんですね。毎年来ている人が多い、人気イベントの証拠です。
オープンして間もない話題のお店、マヒナ&サンズの「アヒと12穀米のサラダ」

ロコにも人気の和食店 道楽 の「かぼちゃの酒蒸しと味噌ポーク」

そしてダウンタウンで今一番の人気店と名高い創作ベトナム料理店ザ・ピッグ・アンド・ザ・レディーの「お米のチップス&グレープ&オゴのポケ 海苔のジェルとスモークマカダミアナッツ」。

色んな日本酒を飲み周りながら、一気に食べてしまいました。ふぅ~…この時点でもうおなかいっぱい!全部のお店回り切れないくらい店数があり、1品1品ちゃんとボリュームがあるお料理ばかりで大満足です。
外には「イザカヤ・アレイ」というエリアがあります。日本の居酒屋街、横丁をイメージしたエリア。この昔の日本を彷彿とさせる飾り付け、テンション上がります!

ここでも日本酒片手にえっちら、おっちら…お腹いっぱいだったはずなのに(笑)何を食べようかさまよいます。カイムキの人気店 ココヘッド・カフェを見つけました。ここでいただいたのは、「ローカル産オーガニック夏野菜 味噌マスタードエッグソース」です。

畑の味がする、新鮮なハワイ産の野菜たちは、まったりとした甘めの日本酒がよく合います。
一緒に会場を回っていた、甘いもの好きのYちゃんは、この横丁でこんなものを見つけてきました。
オノ・ポップスのアイスキャンディー!こんなものまであるなんてちょっとびっくり(笑)キャロット&ジンジャー味だそうです。ヘルシーでおいしそう!

Yちゃんはこちらのキャンディーで一足お先にさっぱりシメました。
すぐ近くに生酒のコーナーがありました。生酒とは、お酒を作る上で品質を守るために通常行われる加熱処理の工程「火入れ」を一切行っていないお酒のことです。

とってもデリケートなので、このようにいつも冷やしてなくてはならないそう。
うぅん…この絵面がすでにおいしそうですが、飲んでみると、やっぱりおいしい!通常の日本酒よりさらにフレッシュな感じで、私みたいに日本酒初心者の人でもスっと飲むことができます。
大盛況のまま、イベント終了の時間まであと20分ほどとなってしまいまいした。すっかりほろよい、お腹はパンパン。
日本が誇る「酒」は、海外の若者にたっぷり愛されていた。
もう一度中に入ると、日本から来られた蔵元の方々が来場者に直接お酒を注いでいるコーナーがありました。
そこに群がり、おいしそう~にクイっとおちょこを傾けるローカルの若者たち。

蔵元の方のひとりがおっしゃいました。
――思ったより、若い人が多くてびっくりしました。日本よりも、アメリカの若い人たちの方が、日本酒への関心が高いように思います。これは、とっても嬉しいこと。そしてやっぱり、日本の若い人たちにも、もっと日本酒を好きになってほしいなぁ。
日本酒って、なんとなく日本酒をよく知っている人しか飲んではいけないような、語れなければならないような、そんなイメージがありました。ちょっと敷居の高いお酒のような気がしていました。
でも、この会場にいるローカルの若い人たちの中には、日本酒について深い知識がなくても、「日本酒が好きだ!」という人がたくさんいます。

「KANPAI!」といっておちょこを交わし、楽しさに満ちた表情で日本酒を味わっていいるその姿を見ると、いつのまにか難しい存在にしてしまっていたことが変に思えてきて、日本人の私は、世界に誇れる日本のお酒をもっと好きになりたいな、という気持ちになってきました。

それに、百年、二百年と丁寧なこだわりの酒造りを続けてきている蔵元の方たちは、私たちにお酒への深い深い知識を決して求めてはいないと思います。その証拠に、私や、ローカルの若者たちが「おいしい!」っといったその一言へ、本当に喜びに満ちた表情を返してくれたから。

イベント「ジョイ・オブ・サケ」は、客観的に見ても、これだけの銘酒の数々が好きなだけで楽しめ、周り切れないほどの数の人気レストランのお料理が味わえるとあって、たいへん価値のあるイベントでした。
そして個人的には、今までちょっと遠い存在だった日本酒にグっと近づけた、とても良い機会でした。
日本酒好きの人はもちろん、私みたいに日本酒にちょっとだけ興味があるなって人も、ぜひ来年参加みてください。ハワイだけでなく、東京とニューヨークでも開催されているので、ぜひ。お酒を楽しむ人と、作り手の、たくさんの「JOY」で溢れたこのイベント、私は来年も行きます!






