11月第1週のハワイ 【ハワイの気になる週一ニュース】

2026/11/04

 

編集部が「ハワイの気になるトピックス」を紹介いたします。

 

11月04日  【ハワイの気になる週一ニュース】

 

●9月の観光客はハリケーンの影響で減少

 

ハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)の速報によると、2026年9月のハワイ全体の訪問客数は前年同月比3.6%減の67万2990人、総消費額は9.0%減の14億1,000万ドルと、ともに前年を下回りました。

 

この落ち込みの主な原因は、9月上旬に接近したハリケーン「ローウェル」と下旬のハリケーン「ノロ」です。これらにより航空便の欠航や遅延、クルーズ船の寄港地変更が発生し、特にカウアイ島ではインフラや店舗に深刻な被害が出ました。

 

2026年9月のハワイへの日本からの訪問客数は前年同月比8.1%減の6万7527人となりました。日本市場における総消費額は前年同月比6.7%減の1億270万ドルにとどまり、訪問客の平均滞在期間も6.14日とわずかに減少しています。

 

一方で、日本人訪問客の1人1日あたりの平均消費額は248ドルと2.3%増加し、宿泊費や飲食費への支出が増加傾向にありました。

 

また、日本からの訪問客の70.3%がリピーターであり、その多くがホテルに滞在していました。なお、日本からの直行便の航空座席数は羽田、名古屋、大阪、成田からの減便や福岡便の運休により前年比16.5%減少しました。9月全体のハワイ経済は、ハリケーン「ローウェル」や「ノロ」の接近によるフライトキャンセルやカウアイ島を中心としたインフラ被害が大きく影響し、全体の訪問客数が3.6%減、総消費額が9.0%減と落ち込みを見せました。

 

しかし、2026年1月から9月までの累計では、日本からの訪問客数は前年同期比0.4%減の54万4559人、消費額は0.5%減の8億740万ドルと、年初からの全体的な推移としてはほぼ横ばいで推移しています。


DBEDT 所長ジェームス・クナネ・トキオカ氏の声明

「カウアイ島では、ハリケーン・ローウェル後の観光インフラの再建と地元企業の支援に取り組んでおり、観光復興に向けた取り組みが進められています。さらに、ハワイ州とハワイ州経済開発観光局(DBEDT)は、ハワイ商工会議所が運営する事業復興助成金プログラムに資金を提供し、ハリケーンの影響を受けた非農業系の中小企業や非営利団体に対し、5,000ドルと10,000ドルの助成金を提供しています。」

 

 

 
 
 
 
 
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●11日水曜日はベテランズ・デーで祝日!

 

11月11日水曜日は、アメリカ合衆国連邦政府の祝日である『ベテランズ・デー』です。休日のため州や市のオフィスは閉鎖となります。ご注意ください。
休日のスケジュールは次のとおりです。


通常運営している主な公共サービスと施設
◎連邦政府オフィス
◎州オフィス
◎救急医療
◎消防
◎ライフガード
◎監察医
◎警察
◎TheBus・スカイラインは休日ダイヤで運行
◎ごみの収集
◎市の植物園
◎ホノルル動物園
◎州ゴルフコース


クローズしている主な公共サービスと施設
◎市のサテライトオフィス
◎運転免許センター
◎ニールS.ブライスデルセンターのチケット売り場
◎ピープルズオープンマーケット

 

また、下記の交通規制と駐車規制が施行されます。
・クイーンカピオラニ公園沿いのカラカウア通りのメーターとメーター制駐車場、一部のワイキキ内のメーターを除いて、路上駐車は無料となります。
・車線規制のためのコーンの設置はありません。

 

ベテランズ・デー(退役軍人の日)は、アメリカ合衆国で毎年11月11日に定められている連邦法定休日です。この祝日は、戦時や平時を問わず、国家のために米軍で任務に就いたすべての退役軍人や存命の元軍人に感謝と敬意を表すことを目的としています。
その起源は、1918年11月11日午前11時に第一次世界大戦の主要な戦闘が終結した「休戦記念日(Armistice Day)」にあります。当初は大戦の生存者を称える日でしたが、第二次世界大戦や朝鮮戦争を経て、1954年にアイゼンハワー大統領によって現在の名称へと改称され、すべての退役軍人を広く称える日に発展しました。

 

 

●伝説の大波大会の招待選手発表

 

オアフ島ノースショアのワイメア湾で開催される伝説のサーフィンコンテスト「2026/2027 リップ・カール・エディーアイカウ・ビッグウェーブ・インビテーショナル」が参加選手を発表しました。招待選手は、男子が32人、女子が5人です。

 

エディ・ビッグウェーブ・インビテーショナルは、ビッグウェーブサーファーの現在の系譜を称えるとともに、この大会の文化的歴史とエディ・アイカウの功績を称えるものです。エディは、波の高さが40フィートに達し、天候が許せば、2026年12月6日から2027年3月4日までの3ヶ月間のいずれかの期間に開催されます。歴史的に、エディはわずか11回しか開催されていません。

 

第50回となるこのイベントの開会式は、2026年12月3日(木)に開催されます。

 

・男性招待選手
アーロン・ゴールド(ハワイ)
アニー・ライカート(ハワイ)
ベン・ウィルキンソン(オーストラリア)
ビリー・ケンパー(ハワイ)
ブルース・アイアンズ(ハワイ)
チャド・ケアウラナ(ハワイ)
エラ・スチュワート(ハワイ)
イーライ・オルソン(ハワイ)
エミリー・エリクソン(ハワイ)
エゼキエル・ラウ(ハワイ)
フェリシティ・パルマティア(オーストラリア)
グラント・トゥイギー・ベイカー(南アフリカ)
ハア・アイカウ(ハワイ)
イアン・ウォルシュ(ハワイ)
ジェイク・マキ(ハワイ)
ジェイミー・ミッチェル(オーストラリア)
ジェイミー・オブライエン(ハワイ)
ジョーイ・カディス(ハワイ)
ジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)
カイ・レニー(ハワイ)
コア・ロスマン(ハワイ)
ランドン・マクナマラ(ハワイ)
ルーク・シェパードソン(ハワイ)
マクア・ロスマン(ハワイ)
マーク・ヒーリー(ハワイ)
メイソン・ホー(ハワイ)
マタヒ・ドロレット(タヒチ)
ネイサン・フローレンス(ハワイ)
ペイジ・アームズ(ハワイ)
ロス・クラーク=ジョーンズ(オーストラリア)
セス・モニズ(ハワイ)
トム・ロウ(イングランド)

 

・女性招待選手
ローラ・エネバー(オーストラリア)
ビアンカ・ヴァレンティ(アメリカ)
ティアレ・ローレンス(ハワイ)
マカニ・アドリック(ハワイ)
ジュスティーヌ・デュポン(フランス)

 

招待リストに、ケリー・スレーターの名前が含まれていないことが確認され、サーフィン界に衝撃を与えました。ジョン・ジョン・フローレンスやカイ・レニーといった現役トップ勢が名を連ねる中、過去の優勝者であるケリーが外れたことは異例の判断とされています。

 

ケリーは近年、エディ・アイカウの関連式典には敬意を持って出席しつつも、実際のコンテストは欠場・辞退するケースが続いていました。
特に歴史的な大波となった2023年1月の開催時には、直前までワイメアにいたものの「今朝はそういう気分(モチベーション)になれなかった」として急遽出場を辞退し、長年補欠だった地元ハワイのクリス・オーウェンズに枠を譲っています。その後ケリーはインタビューで、50代を迎えた自身の年齢や、溺死・重大な怪我へのリアルな恐怖心についても率直に語っていました。こうした近年の動向から、主催者側が「より出場意欲が高く、現在のビッグウェーブシーンで命を懸けてチャージしている現役サーファー」を優先した可能性が高いと考えられています。

 

 

●ハワイにて北海道発ベーカリーの仁義なき戦い勃発

 

マッカリーショッピングセンター(1960 Kapiolani Blvd)の旧タコベル跡地に、北海道発の人気ベーカリーチェーン「ペンギンベーカリー北海道(Penguin Bakery Hokkaido)」がアメリカ初出店としてオープン予定です。

 

ペンギンベーカリーは、北海道産小麦「ゆめちから」を100%使用した、外はカリッ・中はもっちりとした食感のパンが自慢の日本の人気ベーカリーです。
2016年に北海道恵庭市で創業し、今最も勢いのある新進気鋭のチェーンです。

 

北海道名物の「ちくわパン」も販売予定。これはちくわの中にツナマヨを詰め、それをパン生地で巻いて焼き上げた北海道・札幌発祥のご当地惣菜パンです。北海道民にとっては子どもの頃から親しまれているお馴染みのソウルフードです。

 

オープン時期は2026年11月下旬の予定です。

 

ハワイにて北海道発ベーカリーの仁義なき戦い勃発か!

 

 

 
 
 
 
 
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●日本からの一週間のハワイ訪問者数

 

10月28日(水) 2548人
10月29日(木) 2792人
10月30日(金) 3747人
10月31日(土) 2705人
11月01日(日) 3511人
11月02日(月) 2577人
11月03日(火) 3391人

 

合計 21271人(前週より1668人増!)

 

先週(19603人)から8.51%のアップ!
前年(21937人)から3.03%のダウン!
前々年(21602人)から1.53%のダウン!

 

 

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(後記):無免許ひき逃げ事件遂に判決!

 

2026年11月4日、2023年にハワイ・ホノルルで起きた悲劇的なひき逃げ事件の加害者に第一級過失致死罪などにより禁錮20年の実刑判決が言い渡されました。

 

2023年のこの悲しい事件は、まだ記憶に鮮明に残っています。

 

被害者はマッキンレイ高校に在学していた16歳の女子生徒サラ・ヤラさん。ただ横断歩道を青でわたっている最中に信号無視で入ってきた車にひき殺されたのです。

 

加害者はミッチェル・ミヤシロ(49歳)。
ホノルルのカピオラニ大通りにて、マッキンリー高校に通う16歳の女子生徒サラ・ヤラさんらが横断歩道を渡っていた際、ミヤシロの運転するピックアップトラックが赤信号を無視し、制限速度を大幅に超過したスピードで彼女らをはねました。ミヤシロは救護を行わずに現場から逃走し、のちに車が盗まれたと虚偽の通報を行いました。

 

ヤラさんはこの事故で亡くなりました。

 

ミヤシロは当時無免許であり、過去に160回以上の交通違反切符を切られ、無免許運転での有罪判決を9回も受けていた常習犯であったのです。


この悲劇が起こった起因は、警察の取り締まりが緩かった事ではないでしょうか?

 

なぜミヤシロは160回以上の交通違反を重ね、無免許運転で9回も有罪判決を受けながら、2023年の致命的なひき逃げ事件を起こすまで収監されていなかったのでしょうか?

 

その背景には、当時のハワイ州法における罰則の軽さと、司法手続き上のシステム的な限界があったのです。

 

まず一つ目は、無免許運転の罰則が軽犯罪扱いであること。

 

ホノルル警察がどれだけ頻繁に違反者を捕まえても、法律上は重罪として長期拘留することができず、司法の場に引き渡した後はすぐに釈放されてしまう仕組みになっていて、最高でも数日の勾留や罰金、または執行猶予で済むケースがほとんどとなっていました。

 

二つ目は、司法取引による減刑の繰り返し

 

ホノルル検察局長らも指摘していますが、ミヤシロは過去の数々の摘発において、検察側から何度も「司法取引」を提示されていました。
これにより、何十件もの違反行為が法廷で取引され、最終的な刑罰が実刑に至らず、罰金や社会奉仕活動、あるいは執行猶予付きの判決という緩い刑にされて道路に戻ることを繰り返していたのです。

 

三つ目は、車両の没収や強制的な抑止ができない

 

アメリカでは免許が停止・失効していても、本人が鍵を持って車に乗り込んでしまえば、物理的に運転を止めることは困難です。当時の法制度では、常習犯であっても「運転していた車両を強制的に没収・全損処分する」といった強力な行政処分を下す事ができず、彼は他人の車や自身のピックアップトラックを使い、無免許のまま運転を続けることができていたのです。

 

この事件はハワイ社会に「なぜ司法はこれほどの常習犯を野放しにしていたのか」という憤りと議論を巻き起こすことになりました。

そしてのちにこのような事件を再び起こす事が無いよう、議会や遺族が動き、法改正が実現することになります。

ミヤシロのように無免許運転を繰り返す常習犯(3回以上の違反)に対して、重罪としての刑事罰を科すことができるよう法律が強化されました。

罰則の強化として常習的な悪質ドライバーに対する刑期の延長、高額な罰金、そして警察・行政による車両の没収を可能にする規定が盛り込まれ、同様の結果を塞ぐ対策が取られるようになったのです。

 


個人的にハワイは無免許運転に対して、いまだに緩いのではと思います。まず違反の取り締まりは頻繁に行うが(後ろから追いかける取り締まり)、検問による一斉取り締まりがほとんどありません。あってもイベント日の飲酒検問くらいで、この検問も飲酒をしていなければ免許を提示することなく、通過できてしまう事もあるのです。

 

ここに問題の一つがあるように思います。一斉検問を頻繁に行い、免許証の確認をきちんと行う事が重要なのです。

現状は、たとえ無免許であっても、違反さえしなければ当たり前のように運転が出来てしまいます。抑止力がまったく働いていないのです。

 

結局、割を食うのは一般ドライバーで、この事件の発生により多くの直線道路にバンプスという減速しなければ通過できない段差を至る所に作成し、一般ドライバーだけでなく、救急車などの緊急車両の円滑な走行にも影響がでる事になってしまいました。

 

遺族は、加害者のミヤシロの行動よりも彼を道路から排除する事ができなかった当時の検察や司法を問題視し、議会を動かし前述の刑の厳罰化である
「サラの法律(Sara’s Law / HB 2526)」の成立となったのです。

 

今回、刑事裁判ではミヤシロに対して禁錮20年の実刑判決が下され一つの節目を迎えましたが、遺族は現在も理不尽な負担に直面しています。

 

事件当日、サラさんが亡くなる前に病院に搬送された際の約6万ドルにのぼる多額の医療費請求書が、事件からしばらく経ったのちに遺族のもとに届き、債権回収に回されるという事態が発生しています。

 

サラさんの健康保険会社は「この費用の責任は加害者にある」として保険金の支払いを拒否していますが、無免許・無保険であったミヤシロから回収することも困難なため、遺族は裁判所に加害者側への「被害者賠償」を求めていますが、現時点でこの医療費負担をめぐる法的な問題の完全な解決には至っていません。

 

 

本日もよい一日を!
#hawaii #ハワイの気になる週一ニュース 

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執筆者

三代目

三代目アロハタウンネット編集長。本牧の警友病院生まれ。日本より低反発マットレスを小脇に抱えハワイに単身永住。旅行で訪れるハワイは最高だったが、はたして暮らすハワイも最高なのか!右手にミラーレス、左手にGoPRo握って日夜ハワイを奔走中。