自然的介入による新型コロナウィルス感染症治療の理論

2022/04/15

 
この度、新型コロナを本質的に乗り越えるために腸の活性化を勧める医学論文「A Theory for Covid Treatment through Natural Interventions」が、IJHC(インターナショナル・ジャーナル・オブ・ヒーリング・アンド・ケアリング)にて査読発表されました。
 
本文はこちら>>>https://ijhc.org/2022/04/05/kamei-c/
 
 
今回は、その日本語文をアロハ・タウン・ネット読者の方にご一読いただきたくご紹介させていただきます。
前回掲載いたしましたコラムを学術論文にしたものなので難しい部分があると思います。その場合は、是非下記のコラムを再読ください。
 
「新型コロナに今すぐ使える自然薬とライフスタイル医学」
 
 
 

自然的介入による新型コロナウィルス感染症治療の理論

A Theory for Covid Treatment through Natural Interventions 

IJHC International Journal of Healing and Caring
(インターナショナル ジャーナル オブ ヒーリング アンド ケアリング)
亀井士門 D.Ac.(東洋医学博士
 

●要

 

最近の研究で、ワクチン接種率が高い地域ほど、ワクチン接種者との事例を含む新型コロナウイルス再感染の割合が高いことが明らかになった(Subramanian, S. V., & Kumar, A., 2021)。この大規模なグローバル調査の結果に基づく発表では、ワクチンだけを優先する現在のアプローチを見直す必要がある可能性がある (Subramanian, S. V., & Kumar, A., 2021) と指摘されている。健康的なライフスタイルを含む予防対策の必要性は、健康問題の予防と治癒の両面から研究されており、新型コロナウイルス感染症の分野でも応用できる可能性がある。多くの研究は、外因的な病原因子として病気がどのように体内に入ってくるかに焦点を当てているが、内因的な原因、つまり病気との内的なつながりを研究することも重要である。また、自然的なハーブ薬の処方が西洋医学の治療効果を促進するのに役立つという証拠もある(Ang, L., et al., 2020, Takayama, S., et al.)。 

 

キーワード新型コロナ、東洋医学、自然医学、生活習慣病、鍼灸、ハーブ 

 

●序 

 

・漢方薬による癒し 

新型コロナウイルス感染症を治療するための新しい薬が世界中で探されている一方で、類似する他の問題に対して既に認められている治療法の有用性を検証することも、代替的な方法であり得る。漢方薬などの自然薬、ハーブ薬や酵素、エッセンシャルオイルは摂取することで、免疫システムを調整し、その機能を高めることができる(Benarba, B., & Pandiella, A., 2020, Boozari, M., & Hosseinzadeh, H., 2021, Kuchta, K., et al, 2021)。このように免疫力を高めることで、新型コロナウイルス感染を予防したり、症状や期間を最小限に抑えたりすることができる可能性があり、特定の漢方薬の処方が新型コロナウイルス感染症による死亡率を下げる立証もある(Zhang, L., et al.2021)。

 

自然薬は「非科学的」であるという多くの認識があるなかで現実的には現代の医薬品の多くは、天然成分から派生している。また、多くの人々は、「細菌やウイルスを倒す」強い薬を使うという考えを好む。しかしこれは、免疫系が外来ウイルスを中和する間に、自然免疫を活性化することの利点を無視している(McKeating J., 1992) 

 

自然薬は、身体の自然免疫を利用することで機能する(Boozari, M., & Hosseinzadeh, H. (2021))。漢方薬の処方は、細菌やウイルスに直接作用するのではなく、体の免疫系に働きかけ、中枢的な機能を促進して治癒を促し、症状を緩和させるため(Kiyohara, H., et al, 2006)、新型コロナだけでなくインフルエンザや慢性喘息による呼吸器症状にも有効であることが示されている(Kuchta, K., et al., 2021, Nishi, A., et al., 2021, Takayama, S., et al., 2021, Tanno, Y., et al., 1988)。例えば、清肺排毒湯という漢方処方は、新型コロナウイルス感染症の治療薬としてFDAの第1回臨床試験が行われている(Gordon Saxe, 2022)。漢方処方が西洋医学の治療効果を促進するのに役立つという報告もある(Ang, L., et al, 2020, Takayama, S., et al, 2020)。 

 

●背景

 

・血液の状態と病気の発 

生活習慣医学(ライフスタイル医学)は、根本的な健康状態を正すために簡単に実践できるものである。新型コロナウイルス感染症による症状の程度は、個人の基礎的な健康状態に直接相関するという立証があり(Bansal M., 2020, Cavalcanti, I. & Soares, J., 2020, Du, Y., et al., 2021, Gazzaz Z. J., 2021, Ho, J., et al., 2020, Kompaniyets, L., et al, 2021, Mohabbat, A. B., Mohabbat, N., & Wight, E. C., 2020)、これに起因する死亡例が多い一方で、無症状や軽症の症例がもっと多いことも忘れてはならない(Petersen, E., et al.2020)。 

 

大規模な統計から見えてきたのは、健康はその人の腸や血液の状態に関係しており、外見的な観察だけで患者を判断してはいけないということである(Walton, G. E., Gibson, G. R., & Hunter, K. A. 2021年)。腸や血液の状態を健康のバロメーターとして考えることは、東洋医学に基づく考え方であるが、現在のパンデミックに伴い、今では西洋医学でも注目されている(Walton, G. E., Gibson, G. R., & Hunter, K. A. 2021年)。今では、腸内の「善玉菌」の減少が新型コロナウイルス感染症の重症化につながる事がわかっており(Vignesh, R., et al.2021)、また、血液粘度の上昇により血栓症のリスクが高まることから、新型コロナウイルス感染症と血液状態の悪化との関係についての論文も発表されている(Joob, B., & Wiwanitkit, V.2021年)。 

 

新型コロナウイルス感染症以外にも、ウイルス感染による重症化は、肥満、高血圧、心臓病、慢性疲労、糖尿病とその他の基礎疾患と関連していることが多く、現在では死亡時の併存疾患と呼ばれている(Bansal M., 2020, Du, Y., et al., 2021, Gazzaz Z. J., 2021, Ho, J., et al., 2020, Mohabbat, A. B., Mohabbat, N., & Wight, E. C., 2020)。酸化ストレス、炎症、免疫異常はいずれもこれらの疾患との関連が惹起されており、根本的な原因として腸の障害(Hullar, M. A, Burnett-Hartman, A. N., & Lampe, J. W., 2014, Yang, T., et al., 2015, Sharma, S., & Tripathi, P., 2019)や高粘性血液(Letcher, R. L., et al., 1981, Tamariz, L. J., et al., 2008)がある事が多くの研究で示唆されている。腸内環境を改善するには、腸内細菌叢(腸内フローラ)を是正する必要がある。腸内フローラが食事によって是正されれば、血液の質が改善され ( Fu, J., et al., 2015 ) 、基礎疾患も改善し免疫系に良い影響を与える。これにより、新型コロナウイルス感染症に関する予後が改善されるとともに、漢方薬の処方及び他の介入の効果も強まる。 

 

●理論

 

・血液の浄化と後天性免 

最近の研究では、新型コロナウイルス感染症の場合でも自然免疫は反応し、適切にサポートされていれば、免疫系が依然として個人を保護することが示されている(Yang, X., et al.2020)。したがって、パンデミックに直面した場合、個人が強い免疫システムを維持することが重要である。また、新型コロナウイルス感染症に先行感染して自然に獲得した免疫も体を変種曝露から守り、複数回の先行感染で免疫の幅が広がるという証拠もある(Kim, P., et al., 2021, Laurie, M. T., et al., 2022)。 

 

基本的な健康を維持し、活発に反応する自然免疫系を維持する方法として、適切な水分補給(Stookey, J. D., et al., 2020)、太陽光からのビタミンDGrant, W. B., et al., 2020)、アーシング(接地)(Menigoz, W., et al., 2020)などが多くある。食事や瞑想など心身の健康全般を介入すさせることで免疫システムをサポートし、免疫反応の有効性を向上させることが可能であることを多くの研究が示唆しており(Alkhatib A., 2020, Chaari, A., et al, 2020, Chandran, V., et al., 2021)、また、これらが新型コロナウイルスの感染者を特に助けることできることも研究が示している(Alkhatib A., 2020, Chaari, A., et al., 2020, Chandran, V., et al.2021)。これらの複合的な介入を活用することで、社会全体と医療システムの双方にかかるストレスの軽減をサポートできる可能性がある。 

 

・新型コロナウイルス感染症に効く漢方 

漢方薬は症状に応じて使い分けるため、複数の処方が同じ問題に作用するが、基本的に混ぜて同時に服用はしない。ここでは、新型コロナウイルス感染症を、3つの症状段階(ステージ)に分ける。症状は通常、第一段階から第二段階へと進行するが、必ずしもそうとは限らない。すべての段階を経ることなく症状が緩和されることもあり、初期症状を認識できない場合もある。つまり、単に段階的に処方を与えるのではなく、個人の症状の段階を明確に把握することが重要である。 

 

以下に、各ステージとその症状、および適切な処方を示す: 

 

第1ステージ:葛根湯(かっこんとう) 

この段階は発症から自覚症状のある初期段階である。葛根湯は、鼻水、のどの痛み、悪寒などの風邪薬として使われるのが一般的である。症状が治まれば、この段階で治療が終了する。 

 

第2ステージ:麻黄湯(まおうとう) 

この段階で発熱が始まる。熱が出るまで症状が進み悪寒や発熱が始まるが発汗はあまりないこの中期の段階では、麻黄湯に切り替える。麻黄湯を服用すると、発汗が起こり、症状はおおむね改善される。汗をかくので、こまめに着替えをする必要がある。 

 

第3ステージ:清肺湯 (せいはいとう) 

この後期では咳、痰が出始め、肺炎になる可能性もある。咳や痰が絡んだり、気管支や肺に違和感を感じたり、肺炎を起こすようになったら、清肺湯を使用する時期である。 

漢方治療は、自然免疫力をサポートする他の一連のオプションと併用することも可能である。これは包括的なリストではないが、例えば以下のようなものがある: 

 

・エッセンシャルオイルの治療効 

エッセンシャルオイル(精油は、日頃から予防的に使うことができる自然薬だが、治療としても効果が期待でき。例えば、ラベンダーやペパーミントのオイルは、血中酸素濃度を高め、呼吸を楽にすることが臨床的に証明されているHedayat K. M., 2008)。また、エッセンシャルオイルには漢方薬と同じように抗ウイルス作用があることが分かっていKiyohara, H., et al, 2006 

 

・発酵食品と腸内細菌 

食事は腸内細菌に対して良くも悪くも両面から影響を与えるが、発酵食品を毎日の食事に摂り入れることで、有益な腸内細菌を促進することができBell, V., et al, 2018)。発酵食品で腸管と肺の免疫を強化することは、新型コロナウイルス感染症対策として有効であることの根拠があるAntunes, A., et al., 2020)。また、発酵野菜を食べることと新型コロナウイルス感染症による死亡率の低下との関連性を裏付ける証拠もあBousquet, J., et al.2021)。発酵食品には、納豆、糠漬けなどの日本の漬物、ピクルス、ワークラウト、ハワイの発酵したポイ(タロイモ)、味噌、その他多くのものがある。特にぬか漬けは、乳酸菌、枯草菌、酪酸菌など多様な有用菌が含まれる優れた発酵食品である 

 

●おわりに

論文では、新型コロナウイルス感染症と自然免疫系の関係、および健全な免疫反応をサポートするために考えられる複数の経路を探った。このような観点に基づき、健康で複雑な腸内細菌叢をサポートするために、食生活を改善し、発酵食品を食べることが重要である。そうすることで、体全体の健康と、免疫系をサポートすることができる。さらに、自然医学的な療法や生活習慣医学漢方薬その他のハーブなどの自然薬を用いて西洋医学と統合して活用することが重要である。 

 

謝辞 

故・森下敬一医学博士のご指導に感謝する。 

 

 

参考文献 

 抗ウイルス機能性食品と運動生活習慣 コロナウイルスの予防

Alkhatib A. (2020). Antiviral Functional Foods and Exercise Lifestyle Prevention of Coronavirus. Nutrients, 12(9), 2633. 

 

コロナウイルス感染症2019(新型コロナウイルス感染症COVID-19)治療のための漢方薬。無作為化対照試験の系統的レビューとメタアナリシス

Ang, L., Song, E., Lee, H. W., & Lee, M. S. (2020). Herbal Medicine for the Treatment of Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Journal of clinical medicine, 9(5), 1583. 

 

新型コロナウイルス感染症パンデミックに立ち向かうための有益な微生物の潜在的な貢献

Antunes, A., Vinderola, G., Xavier-Santos, D., & Sivieri, K. (2020). Potential contribution of beneficial microbes to face the COVID-19 pandemic.Food research international (Ottawa, Ont.), 136, 109577.

 

循環器疾患と新型コロナウイルス感染症

Bansal M. (2020). Cardiovascular disease and COVID-19. Diabetes & metabolic syndrome, 14(3), 247–250. 

 

ワンヘルス、発酵食品、および腸内細菌叢

Bell, V., Ferrão, J., Pimentel, L., Pintado, M., & Fernandes, T. (2018). One Health, Fermented Foods, and Gut Microbiota. Foods (Basel, Switzerland), 7(12), 195. 

 

新型コロナウイルス感染症に対する活性分子の供給源としての薬用植物

Benarba, B., & Pandiella, A. (2020). Medicinal Plants as Sources of Active Molecules Against COVID-19. Frontiers in pharmacology, 11, 1189. 

 

過去のコロナウイルス感染と新規研究に関する新型コロナウイルス感染症の予防と治療のための天然物

Boozari, M., & Hosseinzadeh, H. (2021). Natural products for COVID-19 prevention and treatment regarding to previous coronavirus infections and novel studies. Phytotherapy research : PTR, 35(2), 864–876. 

 

キャベツと発酵野菜:各国の死亡率異質性から新型コロナ感染症重症化の緩和戦略候補まで

Bousquet, J., Anto, J. M., Czarlewski, W., Haahtela, T., Fonseca, S. C., Iaccarino, G., Blain, H., Vidal, A., Sheikh, A., Akdis, C. A., Zuberbier, T., & ARIA group (2021). Cabbage and fermented vegetables: From death rate heterogeneity in countries to candidates for mitigation strategies of severe COVID-19. Allergy, 76(3), 735–750. 
 
●新型コロナウイルス感染症のがん患者への影響

Cavalcanti, Iago & Soares, José. (2020). Impact of COVID-19 on cancer patients: A review. Asia-Pacific journal of clinical oncology. 17. 10.1111/ajco.13445. 

 

コロナウイルスパンデミック時の食生活の変化の重要性:免疫反応を強化する方法

Chaari, A., Bendriss, G., Zakaria, D., & McVeigh, C. (2020). Importance of Dietary Changes During the Coronavirus Pandemic: How to Upgrade Your Immune Response. Frontiers in public health, 8, 476.  

 

大規模なゲノム研究が示す高度なインナーエンジニアリング瞑想リトリート後の免疫系の強力な活性化

Chandran, V., Bermúdez, M. L., Koka, M., Chandran, B., Pawale, D., Vishnubhotla, R., Alankar, S., Maturi, R., Subramaniam, B., & Sadhasivam, S. (2021). Large-scale genomic study reveals robust activation of the immune system following advanced Inner Engineering meditation retreat. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 118(51), e2110455118. 

 

高血圧は新型コロナウイルス感染症における重症化および死亡の臨床的に重要な危険因子である:メタアナリシス

Du, Y., Zhou, N., Zha, W., & Lv, Y. (2021). Hypertension is a clinically important risk factor for critical illness and mortality in COVID-19: A meta-analysis. Nutrition, metabolism, and cardiovascular diseases : NMCD, 31(3), 745–755. 

 

腸内細菌は、相当の割合で血中脂質の変動に寄与している

Fu, J., Bonder, M. J., Cenit, M. C., Tigchelaar, E. F., Maatman, A., Dekens, J. A., Brandsma, E., Marczynska, J., Imhann, F., Weersma, R. K., Franke, L., Poon, T. W., Xavier, R. J., Gevers, D., Hofker, M. H., Wijmenga, C., & Zhernakova, A. (2015). The Gut Microbiome Contributes to a Substantial Proportion of the Variation in Blood Lipids. Circulation research, 117(9), 817–824. 

 

糖尿病と新型コロナウイルス感染症

Gazzaz Z. J. (2021). Diabetes and COVID-19. Open life sciences, 16(1), 297–302. 
 

ゴードン・サックス、クルップ統合研究センター、カリフォルニア大学サンディエゴ校 2022年臨床試験、新型コロナウイルス感染症に対する漢方薬臨床試験

Gordon Saxe, Krupp Center for Integrative Research, University of California, San Diego 2022, Chinese Herbal Formula for COVID-19 clinical trials. Gov pulled from 

 

ビタミンD補給がインフルエンザおよび新型コロナウイルス感染症と死亡のリスクを低減し得るエビデンス

Grant, W. B., Lahore, H., McDonnell, S. L., Baggerly, C. A., French, C. B., Aliano, J. L., & Bhattoa, H. P. (2020). Evidence that Vitamin D Supplementation Could Reduce Risk of Influenza and COVID-19 Infections and Deaths. Nutrients, 12(4), 988. 

 

呼吸器合胞体ウイルス肺炎を伴う拘束性肺疾患の3歳児における持続的な酸素依存治療のためのエッセンシャルオイル拡散法

Hedayat K. M. (2008). Essential oil diffusion for the treatment of persistent oxygen dependence in a three-year-old child with restrictive lung disease with respiratory syncytial virus pneumonia. Explore (New York, N.Y.), 4(4), 264–266. 
 
新型コロナウイルス感染症における肥満

Ho, J., Fernando, D. I., Chan, M. Y., & Sia, C. H. (2020). Obesity in COVID-19: A Systematic Review and Meta-analysis. Annals of the Academy of Medicine, Singapore, 49(12), 996–1008. 

 

腸内細菌、食事、及びがん

Hullar, M. A., Burnett-Hartman, A. N., & Lampe, J. W. (2014). Gut microbes, diet, and cancer. Cancer treatment and research, 159, 377–399.  

 

●新型コロナウイルス感染症患者の血液粘度:予備報告

Joob, B., & Wiwanitkit, V. (2021). Blood viscosity of COVID-19 patient: a preliminary report. American journal of blood research, 11(1), 93–95. 

 

ナノキャリアに組み込まれた抗ウイルスエッセンシャルオイル:新型コロナウイルス感染症および将来の感染性パンデミックへの予防戦略

Kaur, M., Devi, G., Nagpal, M., Singh, M., Dhingra, G. A., & Aggarwal, G. (2020). Antiviral Essential Oils Incorporated in Nanocarriers: Strategy for Prevention from COVID-19 and Future Infectious Pandemics. Pharmaceutical nanotechnology, 8(6), 437–451. 

 

新型コロナウイルス感染症に対する自然免疫の持続期間とデルタ変異型に対する防御(レトロスペクティブ・コホート研究)

Kim, P., Gordon, S. M., Sheehan, M. M., & Rothberg, M. B. (2021). Duration of SARS-CoV-2 Natural Immunity and Protection against the Delta Variant: A Retrospective Cohort Study. Clinical infectious diseases: an official publication of the Infectious Diseases Society of America, ciab999. Advance online publication. 

 

漢方薬「補中益気湯」の上気道粘膜免疫系に対する刺激作用

Kiyohara, H., Nagai, T., Munakata, K., Nonaka, K., Hanawa, T., Kim, S. J., & Yamada, H. (2006). Stimulating effect of Japanese herbal (kampo) medicine, hochuekkito on upper respiratory mucosal immune system. Evidence-based complementary and alternative medicine : eCAM, 3(4), 459–467.  

 

新型コロナウイルス感染症で入院した成人540,667人の基礎疾患と重症度、20203月~20213

Kompaniyets, L., Pennington, A. F., Goodman, A. B., Rosenblum, H. G., Belay, B., Ko, J. Y., Chevinsky, J. R., Schieber, L. Z., Summers, A. D., Lavery, A. M., Preston, L. E., Danielson, M. L., Cui, Z., Namulanda, G., Yusuf, H., Mac Kenzie, W. R., Wong, K. K., Baggs, J., Boehmer, T. K., & Gundlapalli, A. V. (2021). Underlying Medical Conditions and Severe Illness Among 540,667 Adults Hospitalized With COVID-19, March 2020-March 2021. Preventing chronic disease, 18, E66.  

 

東アジアのどの生薬がウイルス感染症を減少させるか?

Kuchta, K., Cameron, S., Lee, M., Cai, S. Q., & Shoyama, Y. (2021). Which East Asian herbal medicines can decrease viral infections? Phytochemistry reviews: proceedings of the Phytochemical Society of Europe, 1–19. Advance online publication.  

 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)曝露は、デルタおよびオミクロンを含む確立株と新興株の差異的交差中和を伴う抗体反応を誘発する

Laurie, M. T., Liu, J., Sunshine, S., Peng, J., Black, D., Mitchell, A. M., Mann, S. A., Pilarowski, G., Zorn, K. C., Rubio, L., Bravo, S., Marquez, C., Sabatino, J. J., Jr, Mittl, K., Petersen, M., Havlir, D., & DeRisi, J. (2022). SARS-CoV-2 variant exposures elicit antibody responses with differential cross-neutralization of established and emerging strains including Delta and Omicron. The Journal of infectious diseases, jiab635. Advance online publication. 

 

正常者および高血圧症患者における血圧と血液粘度の直接的関係。フィブリノゲンおよび濃度の役割

Letcher, R. L., Chien, S., Pickering, T. G., Sealey, J. E., & Laragh, J. H. (1981). Direct relationship between blood pressure and blood viscosity in normal and hypertensive subjects. Role of fibrinogen and concentration. The American journal of medicine, 70(6), 1195–1202. 

 

ウイルスの中和

McKeating J. (1992). Neutralization of virus. Methods in molecular biology (Clifton, N.J.), 8, 89–93. 

 

統合医療と生活習慣病対策に関するアーシング(接地)の必要性:研究証拠と臨床観察のレビュー

Menigoz, W., Latz, T. T., Ely, R. A., Kamei, C., Melvin, G., & Sinatra, D. (2020). Integrative and lifestyle medicine strategies should include Earthing (grounding): Review of research evidence and clinical observations. Explore (New York, N.Y.), 16(3), 152–160. 

 

新型コロナウイルス感染症の時代における線維筋痛症と慢性疲労症候群 

Mohabbat, A. B., Mohabbat, N., & Wight, E. C. (2020). Fibromyalgia and Chronic Fatigue Syndrome in the Age of COVID-19. Mayo Clinic proceedings. Innovations, quality & outcomes, 4(6), 764–766. 

 

インフルエンザウイルス感染におけるマオウトウ(麻黄湯)の宿主脂質メディエーターおよびトランスクリプトームシグネチャーに対する影響

Nishi, A., Kaifuchi, N., Shimobori, C., Ohbuchi, K., Iizuka, S., Sugiyama, A., Ogura, K., Yamamoto, M., Kuroki, H., Nabeshima, S., Yachie, A., Matsuoka, Y., & Kitano, H. (2021). Effects of maoto (ma-huang-tang) on host lipid mediator and transcriptome signature in influenza virus infection. Scientific reports, 11(1), 4232.  

 

SARS-CoV-2SARS-CoV及びインフルエンザのパンデミックの比較

Petersen, E., Koopmans, M., Go, U., Hamer, D. H., Petrosillo, N., Castelli, F., Storgaard, M., Al Khalili, S., & Simonsen, L. (2020). Comparing SARS-CoV-2 with SARS-CoV and influenza pandemics. The Lancet. Infectious diseases, 20(9), e238–e244. 

 

腸内マイクロバイオームと2型糖尿病:現状と方向性

Sharma, S., & Tripathi, P. (2019). Gut microbiome and type 2 diabetes: where we are and where to go?. The Journal of nutritional biochemistry, 63, 101–108. 

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡する危険因子としての、感染数週間前における最適でない水分補給に関する仮説

Stookey, J. D., Allu, P., Chabas, D., Pearce, D., & Lang, F. (2020). Hypotheses about sub-optimal hydration in the weeks before coronavirus disease (COVID-19) as a risk factor for dying from COVID-19. Medical hypotheses, 144, 110237.  

 

新型コロナウイルス感染症の増加は、68カ国および米国の2947郡におけるワクチン接種のレベルとは無関係である

Subramanian, S. V., & Kumar, A. (2021). Increases in COVID-19 are unrelated to levels of vaccination across 68 countries and 2947 counties in the United States.  European journal of epidemiology, 36(12), 1237–1240.  

 

日本統合失調症研究会(IMJEDI study-RCT)による、軽症から中等症の新型コロナウイルス感染症患者における漢方薬、小柴胡湯加桔梗石膏を用いた症状の緩和と重症化予防に関する多施設無作為比較試験:無作為比較試験の研究計画書の構造化要約

Takayama, S., Namiki, T., Ito, T., Arita, R., Nakae, H., Kobayashi, S., Yoshino, T., Ishigami, T., Tanaka, K., Kainuma, M., Nochioka, K., Takagi, A., Mimura, M., Yamaguchi, T., & Ishii, T. (2020). A multi-center, randomized controlled trial by the Integrative Management in Japan for Epidemic Disease (IMJEDI study-RCT) on the use of Kampo medicine, kakkonto with shosaikotokakikyosekko, in mild-to-moderate COVID-19 patients for symptomatic relief and prevention of severe stage: a structured summary of a study protocol for a randomized controlled trial. Trials, 21(1), 827. 

 

漢方薬による新型コロナウイルス感染症患者の予防と回復.症例報告および進行中の臨床試験のレビュー

Takayama, S., Namiki, T., Odaguchi, H., Arita, R., Hisanaga, A., Mitani, K., & Ito, T. (2021). Prevention and Recovery of COVID-19 Patients With Kampo Medicine: Review of Case Reports and Ongoing Clinical Trials. Frontiers in pharmacology, 12, 656246. 

 

2型糖尿病の危険因子としての血液粘度とヘマトクリット:地域社会におけるアテローム性動脈硬化症のリスク(ARIC)研究

Tamariz, L. J., Young, J. H., Pankow, J. S., Yeh, H. C., Schmidt, M. I., Astor, B., & Brancati, F. L. (2008). Blood viscosity and hematocrit as risk factors for type 2 diabetes mellitus: the atherosclerosis risk in communities (ARIC) study. American journal of epidemiology, 168(10), 1153–1160. 

 

ヒト肺胞マクロファージのルシゲニン依存性化学発光とロイコトリエンB4合成に対する清肺湯とその主成分フラボノイドであるバイカレーの効果

Tanno, Y., Kakuta, Y., Aikawa, T., Shindoh, Y., Ohno, I., & Takishima, T. (1988). Effects of qingfei-tang (seihai-to) and baicalein, its main component flavonoid, on lucigenin-dependent chemiluminescence and leukotriene B4 synthesis of human alveolar macrophages. The American journal of Chinese medicine, 16(3-4), 145–154. 

 

腸内細菌叢の擾乱は、サイトカインストームを介して新型コロナウイルス感染症の重症度を悪化させる可能性があるのか

Vignesh, R., Swathirajan, C. R., Tun, Z. H., Rameshkumar, M. R., Solomon, S. S., & Balakrishnan, P. (2021). Could Perturbation of Gut Microbiota Possibly Exacerbate the Severity of COVID-19 via Cytokine Storm? Frontiers in immunology, 11, 607734. 

 

新型コロナウイルス感染症の予防・治療戦略とヒト腸内細菌を関連付けるメカニズム

Walton, G. E., Gibson, G. R., & Hunter, K. A. (2021). Mechanisms linking the human gut microbiome to prophylactic and treatment strategies for COVID-19. The British journal of nutrition, 126(2), 219–227.  

 

腸内細菌の異常は高血圧と関連している

Yang, T., Santisteban, M. M., Rodriguez, V., Li, E., Ahmari, N., Carvajal, J. M., Zadeh, M., Gong, M., Qi, Y., Zubcevic, J., Sahay, B., Pepine, C. J., Raizada, M. K., & Mohamadzadeh, M. (2015). Gut dysbiosis is linked to hypertension. Hypertension (Dallas, Tex: 1979), 65(6), 1331–1340. 

 

新型コロナウイルス感染症患者における自然活性化適応免疫

Yang, X., Dai, T., Zhou, X., Qian, H., Guo, R., Lei, L., Zhang, X., Zhang, D., Shi, L., Cheng, Y., Hu, J., Guo, Y., & Zhang, B. (2020). Naturally activated adaptiveimmunity in COVID-19 patients. Journal of cellular and molecular medicine, 24(21), 12457–12463. 

 

新型コロナウイルス感染症の入院患者における清肺排毒湯の使用と死亡率の関連性。全国レトロスペクティブレジストリ研究

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ジュジュべ・クリニック

一般的に病気や不調とは「症状」の現れであり、病気の「原因」ではありません。自律神経の不調や血液の質の低下がさまざまな病気の「本体」です。そして、その原因は、一.意識、二.呼吸、三.水、四.食、五.毒素、などの五つの根本原因という生活習慣の誤りです。私たちはこの五つの根本原因という病気の“本質”を改善することで、体質自体を改善する東洋医学を基本にしたホリスティックケアを行っています。 

 

 

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執筆者

ジュジュベ クリニック 院長

亀井士門 医師

神奈川県で生まれハワイに移住。親が病気になり、従来の治療で改善が見られず、東洋医学で助けられたことがきっかけで東洋医学を志し、 Institute of Clinical Acupuncture and Oriental Medicine(ICAOM)に入学。 2000年にジュジュベクリニックを開設。東洋医学を基本におき、西洋医学、インド哲学のアーユルヴェーダ医学、頭蓋調整オステオパシー 医学を統合させたホリスティック東洋医学の全体論で人間を見るメソッドを開発。 ハワイ州からDAOM(東洋医学博士)を認定される。 現代医学だけでは治り難いと言われる病状の治療や、多くのプロスポーツ選手の治療のかたわら、 日本各地で根本を治すホリスティック医学の普及に勤める。 世界平和実現のためランドオブアロハ世界平和プロジェクトにも力を入れている。